防災・減災を学ぶ

住民を守る責務

第1回町内会役員として

このアーカイブスには、当時町内会長や区長など地域の役員として避難を呼びかけたり、誘導に当たったりした方々の証言があります。
こうした証言をご覧になると、そうした立場の人がどう考え、判断し、行動したのかを知り、そこから震災時の教訓を得ることができます。

この特集では地域で津波からの避難誘導に当たった方々の証言を集めました。町内会の役員などとして地域の人々の避難誘導に当たる方々は、避難を呼びかけるだけでなく、安全が確保されるまで2次避難、3次避難も含めて避難者をまとめ、安全を確保していく役割があります。
そのためには、まずご自分の安全を確保することも大切だということがわかります。また、必死に避難をよびかけてもなかなか人々に危機感を持って行動してもらえないケースもありました。
地域の人々と危機意識を共有するには、日頃から避難訓練や勉強会を通じてこのホームページの証言をみんなで聞くなどの試みをしてみてはいかがでしょう。
青森県八戸市 音喜多市助さん
懸命に避難を呼びかけ

音喜多さんは住民に避難を呼びかけている途中で、津波に巻き込まれました。
住民を助けることに集中するあまり、自分の身の危険に注意が及ばなかったのです。

宮城県気仙沼市 伊東征吉さん
拡声器で叫び続けた

自宅近くで地震に襲われた伊東さんは、激しい揺れが収まるとすぐに、拡声器で近所の人々に避難するよう呼び掛けて回りました。
しかし、人々はなかなか避難しようとしませんでした。

福島県相馬市 青田義信さん
懸命の呼びかけ、しかし仲間が…

青田さんは、近所の人たちに避難するよう、声をかけながら、高台に避難しました。
神社に続く階段の途中に、2人がうずくまっていましたが、一瞬の間に津波が襲って、助けられませんでした。

関連する証言

サムネイル:町を襲う津波を撮影

岩手・釜石市
瀬戸元さん

サムネイル:取り残された住民

福島・浪江町
今野義人さん

サムネイル:防災無線で知らせたが

福島・南相馬市
荒清さん

第2回 子どもたちの津波避難 > 
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