防災・減災を学ぶ

住民を守る責務

第2回子どもたちの津波避難

東日本大震災では、教育現場に大勢の子どもたちがいるときに大きな地震が起こりました。
保育園や幼稚園、学校の教職員の方々は、どのような行動と判断で子どもたちを守ったのでしょうか。

多くの人々は、地震のあと一人一人の子どもの人数と安全を確認し、素早く次の行動に移りました。そして、できる限り高い所に子どもたちを誘導して命を守ることができました。
学校や幼稚園・保育園などでは、訓練を繰り返す中で、避難場所までの誘導時間や、誘導に必要な人数などを具体的に評価しながら、津波避難計画を練り上げることが必要です。そして、予測しない事態が発生した場合に備えて、次善の策なども考えておくことが大切です。
また、保護者との連絡手段や子どもを引き渡す方法などについても検討が必要です。
青森県八戸市 石田良二さん
園児を集団で避難させた

石田さんは、地震のあと、すぐ隣の小学校が避難所になっていたので、保育園児50人の両脇に職員が付いて、集団で避難させました。

宮城県石巻市 津田廣明さん
園児は屋根に避難

幼稚園の園長である津田さんは、津波が幼稚園を襲う直前、とっさの判断で、脚立を用意して、11人の園児たちを屋根の上に避難させ、子どもたちの命を守りました。

岩手県陸前高田市 川口倫さん
部活の生徒を守る

高校教諭の川口さんは、地震発生時にいた場所から100メートルほど離れた学校へ避難するよう指示しますが、部員の一人が、校舎よりも高い場所にあるグラウンドに避難した方がいいと主張したことを受け、生徒たちを高台のグラウンドへ避難させました。

関連する証言

サムネイル:生徒たちの命を守った

岩手・大槌町
沼田義孝さん

サムネイル:児童ら159人を救う

岩手・山田町
田代修三さん

サムネイル:マニュアルに頼れず

宮城・東松島市
門脇雅孝さん

サムネイル:園児80人を救った

福島・いわき市
青木孝子さん

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