防災・減災を学ぶ

住民を守る責務

第6回消防団員として地域を守る

普段は仕事をしながら、いざというときに地域の防火や防災を担う消防団員。
今回の東日本大震災でも各地の消防団員が避難の呼び掛けや救命救助など活動に尽力しました。
多くの消防団員の証言から、あのとき何を考え、どう行動し、今後の教訓をどう感じたのかみつめます。

消防団員の方々は、地震発生後の水門・陸閘の閉鎖、住民の避難誘導、津波や火災発生時には、消火、救助にあたり、その後は、避難所の運営や行方の分からない人々の捜索などにあたりました。そのまさに命がけの取り組みの中で、多くの方が亡くなったり、行方不明になったりしました。消防団員の方々は、自らの安全を確保しながら、災害発生時にどう行動するのかを問題提起しています。
また、消防団員の方々の証言は、今後の防災にとって示唆に富むものでもあります。今後の防災・減災のためには、消防団を核にして、地域に暮らすみなさんで防災力を高める取り組みをすることが大切です。そうした視点から、ここで紹介する証言をご覧になってはいかがでしょうか。
青森県階上町 坂下利助さん
決死の覚悟で避難誘導

港付近の住民に高台に避難するよう呼びかけ、道路を封鎖し車の誘導にもあたりました。

岩手県宮古市 舘昭壱さん
想像を超える津波の中で

団員ともに水門や陸閘(りっこう、りくこう)を閉める作業をし、
高台に向かう途中では住民の避難を誘導しました。

宮城県石巻市 阿部孝博さん
児童を救った消防団員の助言

昔からの教えをもとに小学校の児童や教職員を高台に誘導し、無事全員避難させました。

関連する証言

サムネイル:徹夜の消火活動

福島県いわき市
渡部喜和さん

サムネイル:津波押し寄せる中で

岩手県陸前高田市
村上太さん

サムネイル:消防団員としての使命

青森県三沢市
河村勇一さん

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