トップへ

証言まとめ

子どもを守るために

いざというとき、子どもたちの命をどう守るのか・・・
できるだけ速く逃げられるようにと足を鍛える訓練、絵本や紙芝居などを使った防災教育など、様々な取り組みが行われている。

小野寺すみ さん 岩手県野田村 保育所所長

“早足散歩”で奇跡の脱出

海からわずか500メートルの場所にあった岩手県野田村の保育所。“早足散歩”と呼ばれる避難訓練を繰り返し行っていた。震災当日、子どもたちは日頃から鍛えていた足で2キロに及ぶ長い道のりを歩き、全員が無事避難。「奇跡の脱出」と呼ばれている。

“奇跡の脱出” は、絵本「はなちゃんの はやあるき はやあるき」に描かれ、子どもたちの防災教育に使われている。

“奇跡の脱出” は、絵本「はなちゃんの はやあるき
はやあるき」に描かれ、子どもたちの防災教育に使われている。

“あえて田んぼ、道路とか凹凸のある所を練習して、
脚力を鍛えて。大人だけじゃなくて、子どもたちにも
身につくので、そういうことを繰り返しやっていくことが
大事だと思います”

黒田典子 さん  仙台市 フリーアナウンサー

防災意識を育む絵本

平成25年に出版された絵本「リオン」。妖精のリオンが、地震や津波が起きたときにどう行動すべきかを教える。絵本作りの中心になった黒田典子さんは、読み聞かせの活動も行っている。読んで聞かせるだけでなく、子どもたちへの問いかけを大切にしている。

黒田さんは、防災士の資格を持つ。

黒田さんは、防災士の資格を持つ。

“声に出すことで、自分の中に取り込まれていくのではないか、
自分の中に入っていくのではないかと思います”
“首都直下型地震が起きるような地域とか、南海トラフの地域とかの人たちに、もっともっと子どものうちから、そういう知識を
つけてもらえるように「リオン」を広めてもらいたい”

富澤郁子 さん  岩手県大船渡市  主任保育士

で高台に導く

「♪ さかみちをのぼって、あのくもをつかもう~」。津波の教訓を伝えようと、震災後、岩手県大船渡保育園で歌が作られた。津波が来たら、より高いところへ避難しようというメッセージが込められている。

“「さらに高台に向けて」というのを、子どもたちがずっと歌い
継いでいく。それこそ、100年後の子どもたちに向けて、
ずっと伝え続けていきたいと思っています”

今野義雄 さん 岩手県大船渡市 小学校校長(当時)

紙芝居で津波体験を伝える

海から200メートルの小学校の校長だった今野義雄さん。71人の児童全員を無事に避難させた。「誰一人、欠けてはいけない命」。避難体験を元に、津波防災の教材として紙芝居を描いた。

“(震災を)体験しなかった人も、紙芝居を見て学習して
もらえればいいなと思って”
“命が一番大事なんだと。そして地震が来たら、すぐに高台に
逃げることだと。それが命を守ることだということですね”

復興ニュース
津波にどう備える 学校防災はいま

もし、子どもがひとりの時に
地震が起きたら

地震はいつおきるかわかりません。
家族が勤務先や学校に出かけていてバラバラな場合もあり、子どもがいる家庭では心配だと思います。
子どもにどうやって防災意識を持ってもらうか、親子でできることを紹介します。

企業はどう対応したか >