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復興の軌跡

かき養殖

〜あの頃の活気を取り戻す日まで〜

東日本大震災の津波の影響で甚大な被害を受けた三陸産のかき。震災前は全国2位の水揚げを誇り、全国的に名の知られる特産品だったが、いかだなど養殖施設が津波で流され、すぐには復旧に取りかかることはできなかった。それでもなお地元の業者たちは地道な作業を積み重ね、三陸産のかきを震災前の生産量に戻そうと現在も奮闘中である。

2011年4月7日 NHKニュース「宮城県気仙沼市 唐桑町西舞根」

海中にはまだ津波の影響が残っていた

かき養殖が盛んだった気仙沼市唐桑地区でも津波により、ほとんどのいかだが流された。ダイバーが海に潜って被害状況を調べるが、津波が巻き上げた土などで、海中は視界が悪く、このときは十分な調査はまだできない状態だった。

2011年4月15日 NHKニュース「宮城県女川町 万石浦」

養殖業の復興へ動き出す

宮城県の沿岸部では、海に浮かぶ大量のがれきの撤去が進められていた。津波の被害を受けずに残ったかきの稚貝の種がきを使って、養殖業復興の取り組みが始まろうとしていた。

漁業関係者の声

“みんなで手を組んで、共同でがんばっていきたい”

2011年4月16日 NHKニュース「宮城県東松島市 大塚東」

沿岸部のさまざまな地区での
新たな取り組み

宮城県東松島市でも特産のかき養殖再開に向けた作業が始まっていた。わずかに残ったかきの稚貝をつるす養殖棚を作り、復興へ新たな一歩を踏み出した。

2011年7月8日 NHKニュース「宮城県気仙沼市 唐桑地区」

かつての援助のお礼がフランスから届く

フランスからうれしい援助の手が差し伸べられた。かつて宮城県から援助を受けたフランスの業者が、大量のロープと浮きを届けてくれたのだ。地元の漁業者にとっては、復興を進めるにあたって、何よりもありがたい支援となった。

2012年10月10日 NHKニュース「宮城県石巻市 渡波地区」

本格的な復興のきっかけとなる
施設が完成

全国有数の養殖かきの産地である宮城県石巻市。津波の被害で使えなくなっていたかきの冷蔵施設が完成し、竣工式が行われた。この施設の完成によって、地元の漁業者は養殖業の本格的な復興に向けて、乗り出すことになる。

漁業関係者の声

“浜の活力、復旧・復興のためにも大きな一歩と思うので頑張ります”

2012年10月14日 NHKニュース「宮城県石巻市 福貫浦漁港」

待ちわびた日がついに到来

 宮城県内で養殖かきの出荷が解禁されるのを前に、震災で被害を受けた石巻市でもかきの水揚げが始まった。震災前の30パーセント程度の水揚げ量だったが、2年ぶりにかきを出荷する漁業者はこの日を待ちわびていた。

2012年11月12日 NHKニュース「宮城県東松島市 鳴瀬漁港」

もう一度、浜に活気を取り戻す

 宮城県東松山市で、ブランド化に取り組んでいる大粒のかきの出荷が、震災を経て2年ぶりに始まった。天候の不順などから1か月遅れの出荷となったが、今後の養殖業復興へ向けて、漁業者たちの期待は高まった。

漁業関係者の声

“生産者、組合員全員が鳴瀬のかき、
いいものを出したい”
“今年は生産自体遅れたが、来年は本当にいいかきを
初めから出せます”

奇跡の一本松と高田松原 >