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復興の軌跡

液状化現象

〜都市型災害に迅速な対応が求められる〜

東日本大震災は、千葉県をはじめとする関東地方にも深刻なダメージを与えていた。そのひとつが“液状化現象”である。被害は沿岸の埋め立て地だけでなく、内陸部にまで及んでいた。震災によってあぶり出された“液状化現象”。近い将来、また都市部を襲うかもしれないこの災害への迅速な対応が求められている。

2011年3月31日 NHKニュース「千葉県浦安市 JR舞浜駅前ほか」

国土交通省の特別チームによる現地調査

液状化の被害の大きかった千葉県浦安市では、国土交通省の緊急災害対策派遣隊が復旧に向けた調査を行った。道路、下水、住宅の3つの班に分かれての調査では、JR舞浜駅前で地面の沈みぐあいを測るなどした。

派遣隊メンバーの声

“都市内でこれだけの液状化は私の記憶の中では
今回が初めて”

2011年5月9日 クローズアップ現代「住宅は大丈夫か 見落とされた液状化対策」

液状化にどう備えるか

関東地方では沿岸部の埋め立て地だけでなく、内陸部でも住宅が液状化に襲われ、被害戸数は2万近くに及んだ。今後起きるかもしれないこの危機への取り組みが始まった。

クローズアップ現代「住宅は大丈夫か 見落とされた液状化対策」

2011年5月25日 NHKニュース「千葉県浦安市 高洲」

国の被害認定基準が見直されることに

千葉県浦安市では住宅約8,000棟が傾いたり沈むなどしたが、当初の基準ではそのほとんどが支援対象外であった。しかし国の被害認定基準が見直されたことを受け、住宅の傾きぐあいの再調査が行われることになった。

2011年12月18日 NHKニュース「千葉県浦安市 高洲海浜公園」

液状化の土砂を再利用する

震災による液状化現象で出た大量の土砂を再利用する取り組みが、千葉県浦安市で始まった。土砂を海岸沿いに盛って防波堤を作ることになり、住民たちが参加して、盛った土に木を植える植樹祭が行われた。

住民の声

“将来子どもたちが大きくなって、その孫たちが木登り
したりとか、そういうふうに自然に楽しみながら、
浦安の街を守ってもらえるような木になってもらいたい”

2012年3月13日 クローズアップ現代「知られざる“再液状化”の脅威」

将来、起こるかもしれない被害を
防ぐためには

「液状化」により、深刻な被害を受けた千葉県浦安市。アンケート調査からは、住民の9割が、再液状化への不安を抱えていることも分かった。将来、再び起こり得るかもしれない液状化にどう向き合うのか、現状では課題は山積みだった。

クローズアップ現代「知られざる“再液状化”の脅威」

2014年3月31日 首都圏ニュース「千葉県我孫子市」

各地で始まる液状化を防ぐ試み

液状化を防ぐためのさまざまな活動が各地で始まった。東日本大震災で液状化の被害を受け千葉県我孫子市では、液状化を起きにくくする工事が可能かどうかを判断するための実験が行われ、関係者からの注目を集めた。

2014年6月9日 ニュースウオッチ9「“木の力”を防災に」

防止策の答えは伝統的な工法にあった

高知大学と民間企業などの研究グループが、木の持つ意外な特性に注目した液状化対策の実験を行った。木のくいを打ち込む工法が、液状化対策として有効なものになるのではないかというのだ。

ニュースウオッチ9「“木の力”を防災に」

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