花子とアン

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平成26年度前期(第90作)

花子とアン

太平洋戦争下、50歳の花子(吉高由里子)は、いつ来るか分からない空襲におびえつつ、カナダの女性作家・モンゴメリの小説「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」の翻訳に打ち込んでいた。必死で翻訳を続けるうち、花子はいつしか主人公のアンに、自分の歩んできた人生を重ね合わせる――。

山梨・甲府の貧しい農家に生まれたはな(子ども時代は山田望叶)は、父・吉平(伊原剛志)の強い希望で、10歳で親許を離れ東京のミッション系女学校に編入。華族や富豪の娘たちが学ぶ学校の華やかな雰囲気に戸惑うはなだったが、やがて英語に魅了されていく。そんな中、8歳年上の葉山蓮子(仲間由紀恵)が編入してくる。わがままで気位の高い蓮子とたびたび衝突するはなだったが、大文学会をきっかけにはなと蓮子は親友に。しかし、蓮子が九州の石炭王・嘉納伝助(吉田鋼太郎)に嫁いだことで、2人は決別する。

卒業後、はなは臨時教師として故郷・甲府に赴任する。新米教師として奮闘する日々の中、ある生徒を励ますために、はなは初めて「みみずの女王」という物語を創作。それが文学賞を受賞する。「わくわくするような物語を創りたい」という自分の夢を自覚したはなは、幼なじみの朝市(窪田正孝)に背中を押され再び上京する。

東京の出版社で働き始めたはなは、本づくりの楽しさに触れる一方で、印刷会社の二代目・村岡英治(鈴木亮平)に恋をする。だが、彼が妻帯者だと知ったはなは、その思いを封印しようとする。ちょうどそのころ、はなと9年ぶりに再会した蓮子は、帝大生・龍一(中島歩)と急接近していた――。朝市や妹のかよ(黒木華)の後押しもあり、はなと英治はめでたく結婚。はなは"花子"と名を改める。かたや蓮子は、嘉納家を飛び出し龍一と駆け落ち。世間をにぎわす大スクープとなる。

1923(大正12)年、関東大震災発生。花子ら村岡家は、英治の弟・郁弥(町田啓太)を亡くし、深い悲しみの淵に。悲劇はさらに続き、花子の最愛の息子・歩(横山歩)が、疫痢で急逝する。もはや生きる気力を失った花子。だがそんな彼女を、蓮子や英治は優しく励ます。

息子の死から6年後の1932(昭和7)年、花子は童話作家、翻訳家として活躍していた。子ども向けのラジオ番組にも出演し、"ラジオのおばさん"として人気を博す。だが太平洋戦争が始まり戦局が変化すると、花子はラジオ出演を辞退する。日増しに激しくなる空襲……。そんな中花子は、「『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』を翻訳して、日本の子どもたちに伝えるべきだ」と信じ、危険を顧みず翻訳を続ける。これが「赤毛のアン」として出版されるのは、終戦から7年後のことだった。

原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
主題歌: 「にじいろ」絢香
語り: 美輪明宏
出演: 吉高由里子/伊原剛志/室井滋/鈴木亮平/賀来賢人/
黒木華/土屋太鳳/窪田正孝/高梨臨/仲間由紀恵 ほか
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