

今ではめったに見ることがなくなったホーロー看板。その全盛期は、昭和30年代ごろだったそうです。
おや?だったらなぜ加乃子(高畑淳子)がホーロー看板になっているのだろう?加乃子がCMタレントをやっていたのは約10年前のはずなのに、と大きな「?」とともにドラマをご覧になっている方もきっと多いのではないでしょうか・・・。
今回のスタジオ捜索隊では、その疑問に迫りたいと思います。まず考えられるのは、加乃子が家を出て行った「“放浪”=“ホーロー”の母」だったから、「ホーロー看板」にしたのでは?というダジャレ説です。
ですが真相を確かめるには、実際にホーロー看板を製作した美術スタッフに聞いてみるのが一番です。「それはですね、加乃子が広告をしていた大手製薬メーカーがレトロなインパクトを狙って、あえて平成の時代に懐かしいホーロー看板を作ったという設定なのです。」という答えが返ってきました。なるほど!でも『つばさ』のスタッフなら、どうしてもダジャレ説も捨てきれません。

ところで、これまでドラマでは2種類のホーロー看板が登場していたのにお気づきになりましたか?
竹雄(中村梅雀)が大切にしているホーロー看板と違う絵柄のものが、1度だけ登場しました。まだまだ放送開始から間もない第1週の2回目(3/31)だったので、見逃された方も多いと思います。小さな川のほとりにたたずむつばさ(多部美華子)が、対岸にある加乃子のホーロー看板に小石を投げつけるシーンがありました。小石がコツン!と看板に当たり、傾いたホーロー看板だけが、これまでの放送で登場したものとは違うものだったのです。

『つばさ』では、劇中にさりげなく登場する小道具にも遊び心がたくさんちりばめられています。ストーリー展開とともに、小道具にもぜひご注目ください。