
お母ちゃんとの思い出は姉妹それぞれあると思いますが、ドラマでは、お母ちゃんの面白くてダイナミックな面と繊細で女らしい面の両方が描かれています。
妹たちはまだ幼くてわからなかったと思いますが、長女であるからこそ理解できたお母ちゃんの一面があります。
お母ちゃんは、普通の親ならこうするということを犠牲にしてでも、女であることを貫いていました。子どもだった当時はそれに対して反抗的にもなったのですが、自分が男の人を好きになって、結婚して家庭を持ったとき、一途に、正直に、自分に決して妥協をせず人生を送ってきたお母ちゃんに、同じ女性として感動しました。
お母ちゃんはNHKの連続テレビ小説が好きで毎朝見ていたんですが、「私もこのドラマに出たいなあ」と言って、NHKの集金の人に(生前)「出られへんか?」と聞いていました。それを実現してしまう運のよさはすごい。
お母ちゃんは80歳くらいになってからずっと「私はこれからや!」と言い続けていたんです。天国でも元気でいるからこそ、亡くなってから5年経っても、まだ働いている。本当にすごい。
私もお母ちゃんみたいになるのが目標になっています。「これからや!」と前向きにやっていれば、死んでも通じるということが今回わかりましたね。


私はスポーツ(ソフトテニス)ばかりしていたんですが、憧れの優勝(大学時代)をしたとき、お母ちゃんは「関係ないわ」という態度でした。そのときに、普通のお母ちゃんとは違うんだなと思いました。
私たちは、そういう風に精神的に厳しく育てられて、お母ちゃんを人生の大先輩という風に思ってきました。ロンドンに行ってからも甘やかしてはくれませんでした。私は「この親に負けてはダメだ」と思いました。
お母ちゃんは、身をもって私たちを育ててくれたすごい教育者です。
尾野真千子さん
コシノヒロコさん
コシノジュンコさん
コシノミチコさん
司会は浜村淳さん、吉本真樹さんでした。
太秦までだんじりを運んでいったそうですね。
Q.コシノ三姉妹揃って会われた感想は?
A.ものすごいオーラを感じました。それは私が求めていたオーラであって…やはり小篠(綾子)さんをイメージして描かれた人物を演じているので、その「血」というか、温もりのあるものを感じたかったということがありまして。お三方と会ったときにそのオーラに肌で触れられて、すごく嬉しかったです。
Q.ミニトークショーでお母ちゃんの「色」を尋ねられていた理由は?
A.いろいろな役を演じるうえで、「どうしたほうがいいかな、こうしたほうがいいかな」とあれこれ考えて、特に実在した人物の場合はより一層、どういう風に捉えればいいかと考えるんですが、自分の中で一番よく考えることが「色」で、この人は「赤」に見えるな、とか「紫」に見えるな、とか、そういう(捉え方をする)ことで自分の気持ちがすごく安定するんです。
それで、小篠綾子さんという方が娘さんたちから見てどういう「色」に見えたのかということがすごく気になったので、お聞きしました。
Q.それは尾野さんの中のイメージと合っていましたか?
A.「紫」とか「赤」という色が出ていたんですが、それはだいたい自分の中のイメージと合っていました。そのようなイメージをもとに演じていきたいと思っています。
Q.実際に三姉妹に会われて、今後の演技に活きそうな部分はありましたか?
A.物語が私(小原糸子)が子どもを産む頃になれば、(今日実際にお会いして感じたことを)活かせそうだな、と思います。
Q.逆に、思っていたのとちょっと違うな、というところは?
A.全然ないです(笑)。私が思い描いていたとおりの人たちでした。明るくて、素敵で、何か一つのことに夢中になってこられたんだな、と思うような素敵なオーラを感じて。
本当にお会いできて嬉しかったです。
Q.今日の催しの柱として「被災地の支援」ということがありましたが、尾野さんはドラマを通じてどのようなことを伝えていきたいと思っていらっしゃいますか?
A.やはり「元気」を伝えたいです。朝から皆が笑顔になってくれるように、そんな「元気」を届けたいと思って、今の撮影に臨んでいます。
Q.これまでの撮影で一番楽しかったシーンなど教えてください。
A.昨日は楽しかったですね。昨日は私が登場する14歳のころの一番初めのシーンを撮影したんですが、“寝相が悪くて、妹に叩き起こされ、遅刻しかける”というシーンを撮りまして、そのシーンを撮ってやっと「始まったな」って感じて。すごくワクワクして楽しかったです。
あと、ロケも楽しかったです。ロケの「だんじり祭」は本当に楽しくて、撮影前からだんじりが来てくれるという話は聞いていたんですけれども、初めてナマを見たのでそれはそれはもう。出演者みんなが目を輝かせて見ていましたね。すごく楽しかったです。
Q.では実際のお祭りのほうにも?
A.行きたいんですよ! それはもう(スタッフに)ずっと言ってますから。絶対に行きたいと思ってます(笑)。(撮影を)休みにしてもらって行かせていただきます!




