コシノ三姉妹が語るお母ちゃん

ヒロイン・尾野真千子とコシノ三姉妹が初対面 ヒロインのモデル・小篠綾子さんをしのぶ催し『フォーエバー「お母ちゃん」Spirit of AYAKO KOSHINO』が、小篠さんの誕生日である6/15(水)に開催され、ヒロインの尾野真千子さんがゲストとして出席。コシノ三姉妹と初めて一堂に会しました。

コシノ三姉妹、「お母ちゃん」を語る

ヒロインのモデルになった小篠綾子さんの娘で世界的なデザイナーのコシノヒロコ、ジュンコ、ミチコ三姉妹が、「お母ちゃん」こと小篠綾子さんの思い出を語りました。

ヒロコさん(長女) 画像
ヒロコさん(長女)

お母ちゃんとの思い出は姉妹それぞれあると思いますが、ドラマでは、お母ちゃんの面白くてダイナミックな面と繊細で女らしい面の両方が描かれています。
妹たちはまだ幼くてわからなかったと思いますが、長女であるからこそ理解できたお母ちゃんの一面があります。
お母ちゃんは、普通の親ならこうするということを犠牲にしてでも、女であることを貫いていました。子どもだった当時はそれに対して反抗的にもなったのですが、自分が男の人を好きになって、結婚して家庭を持ったとき、一途に、正直に、自分に決して妥協をせず人生を送ってきたお母ちゃんに、同じ女性として感動しました。

 
ジュンコさん(次女)

お母ちゃんはNHKの連続テレビ小説が好きで毎朝見ていたんですが、「私もこのドラマに出たいなあ」と言って、NHKの集金の人に(生前)「出られへんか?」と聞いていました。それを実現してしまう運のよさはすごい。
お母ちゃんは80歳くらいになってからずっと「私はこれからや!」と言い続けていたんです。天国でも元気でいるからこそ、亡くなってから5年経っても、まだ働いている。本当にすごい。
私もお母ちゃんみたいになるのが目標になっています。「これからや!」と前向きにやっていれば、死んでも通じるということが今回わかりましたね。

ジュンコさん(次女)) 画像
 
ミチコさん(三女) 画像
ヒロコさん(長女)

私はスポーツ(ソフトテニス)ばかりしていたんですが、憧れの優勝(大学時代)をしたとき、お母ちゃんは「関係ないわ」という態度でした。そのときに、普通のお母ちゃんとは違うんだなと思いました。
私たちは、そういう風に精神的に厳しく育てられて、お母ちゃんを人生の大先輩という風に思ってきました。ロンドンに行ってからも甘やかしてはくれませんでした。私は「この親に負けてはダメだ」と思いました。
お母ちゃんは、身をもって私たちを育ててくれたすごい教育者です。

 

続いて、ヒロイン 尾野真千子さんとコシノ三姉妹とのミニトークが実現!

【ミニトーク出席者】
尾野真千子さん
コシノヒロコさん
コシノジュンコさん
コシノミチコさん
司会は浜村淳さん、吉本真樹さんでした。

浜村さん:
コシノ三姉妹の皆さんは(尾野)真千子ちゃんに会うのは初めてですか?
 
ヒロコさん:
私は初めてです。写真だけは見せていただいていたんですけれど。今日、ナマの真千子ちゃんにお会いしました。
 
浜村さん:
「お母ちゃん」ですよ。
 
ヒロコさん:
お母ちゃ~ん(笑)《一同、笑》
 
浜村さん:
ジュンコさんは?
 
ジュンコさん:
私は先日、京都・太秦でだんじりのロケをしたそのときに初めてお会いしたんですが、もうすごくかわいくて、「うちのお母ちゃんと全然似てないな」と思ったんですよ(笑)。まあお母ちゃんの若い時は知りませんけれどもねぇ。
 
浜村さん:
ミチコさんはいかがですか?
 
ミチコさん:
私も今日が初めてです。
 
浜村さん:
いかかですか、「お母ちゃん」としての印象は?
 
ミチコさん:
すごくきれいなのでびっくりしました(笑)
 
ヒロコさん:
こんなにきれいなお母ちゃんがほんまのお母ちゃんやったら、私らどんなにか美しく育ったかわからへん、と思って(笑)
 
浜村さん:
親不孝なこと言いなさんな!(笑)
 
吉本さん:
尾野さん、今日初めて三姉妹とお会いになった感想はいかがですか?
 
尾野さん:
すごいオーラを感じております。
 
浜村さん:
世界的に有名な三姉妹ですからね。
 
尾野さん:
もう物心ついたころから存じあげてますから…
 
浜村さん:
もちろん「お母ちゃん」(小篠綾子さん)のほうに会ったことはないんですよね?
 
尾野さん:
ないですね。
 
浜村さん:
この「カーネーション」のオーディションでヒロインが自分に決まった、というときどういう気持ちでしたか?
 
尾野さん:
それはそれはもう…“朝ドラ”ということでやっぱり嬉しかったですね。
 
浜村さん:
毎朝ですからねぇ。月曜日から土曜日まで。
 
尾野さん:
そうなんです。それと(今回のドラマでは)関西弁を話せるということでとても嬉しかったですね。
 
浜村さん:
奈良県吉野の方ですから「関西弁」はよくできるとして、「岸和田」って独特の喋り方なんですよね?
 
尾野さん:
そうなんです。かなり独特なんですね。
 
ヒロコさん:
難しいですよ~。独特ですよ~。
 
尾野さん:
「~しちゃったなあ」とか、かわいい感じの(イントネーションで)。
 
吉本さん:
実は(役柄だけでなく)尾野さんご自身にも先生方(コシノ三姉妹)との共通点があるようなんですよ。
 
尾野さん:
そうなんです。「お母ちゃん」の綾子さんは4人姉妹ということなんですが、私も4人姉妹で。
 
浜村さん:
真千子ちゃんは小篠綾子さん(がモデルの小原糸子)を、何歳ぐらいから何歳ぐらいまで演じますか?
 
尾野さん:
14歳から(演じるんですが)、その後はまだ決まっておりません。
 
浜村さん:
ということは、92歳までやるかもしれない?
 
尾野さん:
「かも」しれません(笑)
 
浜村さん:
「カーネーション」の撮影で一番苦労することはなんですか?
 
尾野さん:
苦労はあまりないですが、方言が同じ関西だけれどもちょっと違うので、近い分(似ている分)難しいんですよね。そこが一番苦労している点です。あとは元気に楽しくやっているので(笑)
 
浜村さん:
「デザイナー」をやるという点で苦心した、苦労したということはないですか?
 
尾野さん:
その辺はこれから撮るんですけれども、やはり裁縫のシーンなどもありますので、練習中です。
 
浜村さん:
真千子ちゃん、だんじり祭のシーンを太秦の東映映画村で撮ったんでしょう?
太秦までだんじりを運んでいったそうですね。
 
尾野さん:
そうなんです。五軒屋町の皆さんがだんじりを持ってきてくださって。というのは、岸和田で撮影すると(撮影するシーンは大正末期の岸和田なのに、)現代の岸和田になってしまうからなんです。
 
ジュンコさん:
大正時代の町並みでね。ヒロインの家は(小篠ではなくて)「小原呉服店」なんです。ヒロインも「糸子さん」なんですよ。
 
尾野さん:
「小原糸子です」(笑)。
 
浜村さん:
今までの出演作の役と比べて、今度の「カーネーション」の役は難しい役ですか?それともやりやすい役ですか?
 
尾野さん:
今までで一番楽しんで演じてます。物語としてもとても面白いと思います。本当に面白いです。
 
吉本さん:
尾野さん、せっかくの機会なので、先生方に何かお聞きしたいことはありますか?
 
尾野さん:
「お母ちゃん」って、どんな「色」の人ですか?
 
三姉妹:
「赤?」「紫じゃないかな」「しっかりしているけど“可愛い”“ぽわっと”って感じじゃないわね」…などなど
 
浜村さん:
インパクトのあるはっきりした色、ということですね。
 

コシノ三姉妹とヒロイン・尾野真千子さんが初対面!その感想は?

コシノ三姉妹と尾野さんが初対面のあと、尾野真千子さんにお会いした感想などを伺いました。

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Q.コシノ三姉妹揃って会われた感想は?

A.ものすごいオーラを感じました。それは私が求めていたオーラであって…やはり小篠(綾子)さんをイメージして描かれた人物を演じているので、その「血」というか、温もりのあるものを感じたかったということがありまして。お三方と会ったときにそのオーラに肌で触れられて、すごく嬉しかったです。

Q.ミニトークショーでお母ちゃんの「色」を尋ねられていた理由は?

A.いろいろな役を演じるうえで、「どうしたほうがいいかな、こうしたほうがいいかな」とあれこれ考えて、特に実在した人物の場合はより一層、どういう風に捉えればいいかと考えるんですが、自分の中で一番よく考えることが「色」で、この人は「赤」に見えるな、とか「紫」に見えるな、とか、そういう(捉え方をする)ことで自分の気持ちがすごく安定するんです。
それで、小篠綾子さんという方が娘さんたちから見てどういう「色」に見えたのかということがすごく気になったので、お聞きしました。

Q.それは尾野さんの中のイメージと合っていましたか?

A.「紫」とか「赤」という色が出ていたんですが、それはだいたい自分の中のイメージと合っていました。そのようなイメージをもとに演じていきたいと思っています。

Q.実際に三姉妹に会われて、今後の演技に活きそうな部分はありましたか?

A.物語が私(小原糸子)が子どもを産む頃になれば、(今日実際にお会いして感じたことを)活かせそうだな、と思います。

Q.逆に、思っていたのとちょっと違うな、というところは?

A.全然ないです(笑)。私が思い描いていたとおりの人たちでした。明るくて、素敵で、何か一つのことに夢中になってこられたんだな、と思うような素敵なオーラを感じて。
本当にお会いできて嬉しかったです。

Q.今日の催しの柱として「被災地の支援」ということがありましたが、尾野さんはドラマを通じてどのようなことを伝えていきたいと思っていらっしゃいますか?

A.やはり「元気」を伝えたいです。朝から皆が笑顔になってくれるように、そんな「元気」を届けたいと思って、今の撮影に臨んでいます。

Q.これまでの撮影で一番楽しかったシーンなど教えてください。

A.昨日は楽しかったですね。昨日は私が登場する14歳のころの一番初めのシーンを撮影したんですが、“寝相が悪くて、妹に叩き起こされ、遅刻しかける”というシーンを撮りまして、そのシーンを撮ってやっと「始まったな」って感じて。すごくワクワクして楽しかったです。
あと、ロケも楽しかったです。ロケの「だんじり祭」は本当に楽しくて、撮影前からだんじりが来てくれるという話は聞いていたんですけれども、初めてナマを見たのでそれはそれはもう。出演者みんなが目を輝かせて見ていましたね。すごく楽しかったです。

Q.では実際のお祭りのほうにも?

A.行きたいんですよ! それはもう(スタッフに)ずっと言ってますから。絶対に行きたいと思ってます(笑)。(撮影を)休みにしてもらって行かせていただきます!

 
尾野真千子さん演じる、お母ちゃん「小原糸子」お楽しみに!