ドラマトピックス

朝ドラ「花子とアン」制作発表・主演は吉高由里子さん


平成26年度前期 連続テレビ小説

花子とアン

連続テレビ小説・第90作『花子とアン』は

「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の

明治・大正・昭和にわたる、波乱万丈の半生記です。

 

原案・村岡恵理「アンのゆりかご 村岡花子の生涯
脚本・中園ミホ

【ドラマのみどころ】

山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、
故郷での教師生活をへて翻訳家の道へ進んだヒロイン・花子は、
震災や戦争を乗りこえ、子供たちに夢と希望を送り届けていきます。
戦後、日本中の若い女性たちの心をつかんだ「赤毛のアン」は、
花子にとって生きた証ともいえる作品でした。

アンのように、明日を信じ、夢見る力を信じて生きた花子。
その波乱万丈の半生を描き、お茶の間に、夢と希望をお届けします!

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【ヒロイン決定!!】

村岡花子役

吉高由里子

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【吉高由里子さん プロフィール】

1988年、東京生まれ。2004年デビュー。2006年「紀子の食卓」で第28回ヨコハマ映画祭・最優秀新人賞を受賞。2008年「蛇にピアス」で第32回日本アカデミー賞・新人俳優賞など数々の賞を受賞。他に「きみの友だち」「婚前特急」「僕等がいた」などの映画に出演。テレビドラマでは「東京DOGS」「美丘-君がいた日々-」「私が恋愛できない理由」などに出演、幅広い役柄を演じている。今年は映画「横道世之介」でお嬢様育ちのヒロインを、ドラマ「ガリレオ」では強気な新人刑事を演じ、きわだった存在感を発揮している。今、最も期待される女優である。

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【夢見る力を持ったヒロイン】

花子は、ひとり想像の世界に遊ぶことが好きな少女でした。つらいとき、悲しいときも、夢見る力(想像力)を支えに乗りこえていきます。それはやがて、夢と希望にみちた物語を人々に届けたいという願いとなり、翻訳家として、児童文学者として多くの名作を送り出します。そして花子は、「赤毛のアン」との運命的な出会いを果たします。

【激動期を生きた家族の物語】

花子は明治26年、山梨・甲府に生まれます。夢追い人の父は、花子に大きな期待をかけ、東京の女学校に編入させます。女性の社会進出など思いもよらない母は、別れの寂しさに耐え、新しい世界に花子を送り出します。卒業した花子は、母を助けるため教師として故郷の学校に赴任します。やがて東京に戻った花子は、大正12年の関東大震災で築き上げたものすべてを失いながら、夫と二人三脚で再生への道を歩みます。

【女性たちの友情の物語】

苦難の連続だった花子の人生を支えたのは、女学校時代に出会った「生涯の友」との友情でした。「生涯の友」は華族の娘で、一度結婚に失敗したあと女学校に。生まれも育ちも全く違う二人は強くひかれあいます。その後、再婚し、さらに新しい恋愛に生きようとする彼女を、花子も励まし続けます。女性の自由が制限されていた時代、自分らしく生きようと、しなやかに、たくましく、個性的に生きた女性たちの友情を描きます。

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【執筆にあたって・・・中園ミホさんから】

「曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの」

逆境でそう言い放つ<アン>の強さとしなやかさは、村岡花子の人生そのものです。

お孫さんの村岡恵理さんが書かれた「アンのゆりかご」を読むまで、私は村岡花子という女性を誤解していました。明治の時代にハイカラなミッションスクールで英語を学び、戦後、「赤毛のアン」を日本に紹介した翻訳家ですから、裕福な家庭に育ったインテリのお嬢様だとばかり思っていましたが、全くそうではなかったのです。

「華族のお嬢様なんかに負けるな。しっかり精進して見返してやるんだ」と父親に鼓舞され、ハングリーな給費生として女学校の寄宿舎に入った花子は、ものすごい勉強量と努力で、そこから自分の人生を切り開きました。そして、将来の夫となる男性との激しいラブレターのやり取り・・・・・・。それを読んだ時、私は心に決めました。朝ドラを書くなら、ぜひ花子をモデルにしようと。逆境から自分の足で立ち上がり、ひたむきに幸福を追いかける一人の女性の息吹が伝わってきたからです。

花子の生涯を通じて「腹心の友」となるのは、女学校で出会った華族の娘。花子より八歳年上で、育った環境も性格もまるで違いますが、彼女たちに共通するのは、決して完璧な女性ではないということです。ある時は過ちをおかし、道ならぬ恋に突き進んでしまう瞬間もあります。

逆境のなかを必死に駆け抜けながら、曲がり角だらけの人生をタフに生きていく花子、そして彼女とどこか似ている<アン>に、脚本家は恋をしてしまったようです。

主演の吉高由里子さんは、ずっとご一緒したいと思っていた憧れの女優さんです。彼女の演じる花子に日本中のみなさんが恋をして、毎朝ときめいていただけたら、こんなに幸せなことはありません。長丁場の朝ドラは私にとっても大きな挑戦ですが、「曲がり角があるから、人は成長できる」というモンゴメリのメッセージを信じて頑張ります。

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【中園ミホさん プロフィール】

東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店勤務、コピーライター、占い師の職業をへて、1988年にテレビドラマ「ニュータウン仮分署」で脚本家としてデビュー。その後も「不機嫌な果実」「やまとなでしこ」「anego」「ナサケの女~国税局査察官~」「下流の宴」など、テレビドラマを中心に数多くの作品を執筆する。2007年に「ハケンの品格」で放送文化基金賞と橋田賞を受賞。今年「はつ恋」「Doctor-X外科医・大門未知子」で向田邦子賞と橋田賞を受賞。徹底した取材を通じてのリアルな人物描写には定評があり、特に女性の本音に迫るセリフは多くの視聴者から共感を得ている。

【制作にあたって・・・チーフ・プロデューサー 加賀田透から】

「アンのゆりかご」を読むと、「赤毛のアン」を翻訳した村岡花子には、不思議にアンとの共通点が多いことに気づきます。花子自身も、翻訳を続けながら自分の歩んできた道を振り返ったのだろうと想像されます。カナダの村の何気ない風景に「歓喜の白路」「輝く湖水」と名づけたアンのように、花子もまた、想像力が人生を豊かにすることを知る少女でした。女学校ではカナダ人教師の指導を受け、英語や欧米の文化に親しんでいった花子。しかし、アンの人生にやがて第一次大戦の暗い影がさすように、花子の人生にも次々に困難が襲います。それでも花子は、翻訳という仕事を通して夢を、希望を送り届けたいと願っていたのです。そして出会ったアン。花子の人生は、アンに出会うための旅だったのかもしれません。そんな思いを「花子とアン」というタイトルにこめました。

脚本の中園ミホさんは、現代を生きる女性の本音をあざやかに描く名手です。このドラマでは、女性の自己実現がさらに困難だった明治・大正・昭和を舞台に、花子をはじめとする女性たちの「仕事と恋と友情」に生きる姿を、共感をこめて描いてくれることでしょう。

そしてヒロイン・花子を演じるのは吉高由里子さんです。吉高さんは、作品ごとに違う顔を見せ、しなやかで、無限の広がりを感じさせる女優さんです。激動の時代の中で、夢見る少女から、夢を送り届ける人へと成長をとげていく花子をどう演じてくれるのか、とても楽しみです。

「曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの」この印象的な一節を訳していた花子は、戦争のさなかにあって、それでも曲がり角の先を信じようとしていたのではないでしょうか。曲がり角の先に、花子はどんな未来を想像していたのでしょうか。今、先の見えない曲がり角に立つ日本に、夢と希望をもたらすドラマにしたいと思っています。どうぞご期待ください。

【ストーリー】

太平洋戦争中。50歳になる花子は、空襲警報が鳴る中、カナダの女性作家・モンゴメリが書いた小説「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」の翻訳に打ち込んでいた。出版のあてもないまま翻訳を続けるうち、花子はいつしか、主人公の少女・アンに、自分の歩んできた人生を重ね合わせる。10歳で親元を離れたときの心細さ。生涯の友との出会いと幸福な日々。花子はそれらをあざやかに思い出すのだった・・・。

山梨の貧しい家に生まれた花子は、明治36年、10歳のとき、花子にだけは高等教育を受けさせたいという父の強い希望で、東京のミッション系の女学校に編入し、寄宿舎で生活を始める。「いいか、華族の娘なんかに負けるな。」華族や富豪の娘たちが学ぶ女学校の雰囲気になじめない花子。教師たちの話す英語も全く理解できず、先輩や同級生たちの話す言葉にもカルチャーショックを受けるが、家庭をかえりみない父に代わって母や弟妹の生活を支えるため、しっかり勉強して身を立てることを心に決める。

欧米文学との出会い。淡い初恋。そして生涯の友との友情を育んだ女学校での10年間は、花子にとってかけがえのない青春時代となった。卒業後、花子は教師として故郷・山梨に赴任。生徒たちを教えながら書いた本が出版されたのをきっかけに東京へ戻り、出版社で働き始める。時代は大正から昭和へ。許されぬ恋に苦しみ、やがて結婚した花子は、関東大震災や戦争を乗りこえ、翻訳家という夢を実現させていく。戦争中、危険をかえりみず翻訳を続けた「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」が「赤毛のアン」として結実するのは、終戦から7年後のことだった。

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放送予定:2014年3月31日(月)~9月27日(土)全156回(予定)

2013年11月クランクイン(予定)

制作統括:加賀田透

演出:柳川強 松浦善之助 ほか
 


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