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大河ドラマ「軍師官兵衛」新たなキャスト発表!

2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」。
黒田官兵衛(岡田准一)をとりまく豪華キャストが決定しました!

■主人公・黒田官兵衛/岡田准一
1546(天文15)年、生~1604(慶長9)年、没
播磨国(兵庫県)姫路城主の長男として生まれる。先祖は近江国(滋賀県)の武士出身で流浪の末に、祖父の代に姫路に辿り着いた。父・職隆は地元の豪族・小寺氏に仕官し家老として重用されていた。22歳にして、結婚と同時に家督を継ぎ小寺家家老の座に着く。織田信長の将来性をいち早く見抜き、羽柴秀吉には弟同然と呼ばれるほどに信頼される。主君・小寺政職が織田家を裏切った際には、説得しようとして罠に落ち、1年以上、牢に幽閉される。出獄後は小寺家と縁を切り、秀吉の軍師となる。本能寺の変を真っ先に知り、「中国大返し」を実現、秀吉の天下取りを演出する。天下統一が近づく中、秀吉から「次の天下を狙う男」として警戒されていることを知るや44歳の若さで家督を息子・長政に譲り、あっさり隠居する。その後は、剃髪し如水と名乗るようになる。関ヶ原の戦いの際には、領地である豊前国(大分県)中津にあって、牢人兵を率い九州を席巻、最後の大勝負に出るが、長政の活躍で関ヶ原が半日で大勢が決し、天下取りは夢に終わる。戦の後は全ての恩賞を断り、長政に与えられた筑前国(福岡県)福岡で静かな余生を送り、59歳の生涯を閉じる。

[岡田准一 プロフィール]
1980年(昭和55年)、大阪府生まれ。1995年、V6のメンバーとしてデビュー。グループメンバーとして音楽活動、バラエティー番組などで活躍する一方で、俳優としてもテレビ、映画に活躍の場を広げる。「木更津キャッツアイ」シリーズや「タイガー&ドラゴン」「SP」シリーズなど数多くの連続ドラマや映画で主演を務め、演技力への評価は高い。最新作は映画「図書館戦争」。NHKドラマは古代史ドラマスペシャル「大化改新」(2005)に主演して以来となる。

 

■最愛の正室・光(てる)/中谷美紀
kanbei_nakatani03.jpg官兵衛の主君である小寺政職の縁戚・櫛橋家の次女。官兵衛を将来有望と見込んだ政職の手による政略結婚ではあるが、それ以前に官兵衛と偶然言葉を交わす機会があり、お互い憎からず思っていた。お転婆で率直に物を言い、戦で城を空けがちな官兵衛の留守をしっかりと守る黒田家の女主人である。嫡男が生まれて10数年間、子宝に恵まれなかったこともあり、官兵衛の子飼いの家臣たちの母親代わりも務めた。官兵衛が織田信長に帰順すると、毛利方についた実家が敵となったり、織田家に人質として差し出した嫡男・松寿丸(後の黒田長政)が殺されそうになったりと、乱世の激流に巻き込まれていく。だが夫婦の絆は強く、官兵衛は生涯、側室を持たなかった。

 

■官兵衛を導く孤高の軍師・竹中半兵衛/谷原章介
kanbei_tanihara03.jpg秀吉最初の参謀であり、官兵衛と合せて「両兵衛」とも呼ばれた稀代の軍師。難攻不落の美濃・稲葉山城をたった17人の手勢で乗っ取った半兵衛は、美濃半国を与えるという信長の誘いを蹴り、追い落としたはずの主君にあっさり城を返した。それは、酒色に溺れた主君を諫めるための行為だったといわれる。美濃平定のためにどうしても稲葉山城を落としたかった信長は、半兵衛を味方に引き入れるよう秀吉に命じ、秀吉は三顧の礼で半兵衛を帰順させる。明晰だが我欲の薄い半兵衛は、官兵衛にとっては厳しい師であったが、官兵衛が毛利方に幽閉された際、思わぬ手段で黒田家を救う。しかし、病魔が彼の体を蝕んでいた・・・。

 

■官兵衛を悩ませる主君・小寺政職/片岡鶴太郎
kanbei_kataoka03.jpg播磨国有数の豪族・小寺家当主で、御着城城主。官兵衛の最初の主君である。優柔不断な性格だが、人の才を見抜き己の保身を図ることには敏く、黒田家に小寺の姓を授けたり縁戚の者を嫁がせたりしながら有能な家臣として使いこなす。特に16歳の若さで出仕した官兵衛のことを「息子同然」と可愛がるが、出過ぎた働きをすると警戒もする複雑な人物である。小寺家が織田につくか毛利につくかで揺れた時、官兵衛の説得で一度は織田帰順を決めるが、守旧派の重臣たちに押され毛利方に寝返ってしまう。再び翻意を促そうとする官兵衛を、政職は密かに始末しようとする。それは、官兵衛の人生を大きく変える裏切りであった・・・。

 

■秀吉もたじたじの賢妻・おね/黒木瞳
kanbei_kuroki03.jpg豊臣秀吉の天下取りを内助で支えた戦国のファーストレディ。その美貌と賢妻ぶりには信長も一目おき、おねほど立派な妻を秀吉は二度と得ることはできまい、と激賞した。内助の功のみならず政治面でも秀吉に意見し、家臣たちにも発言力を持っていた。子宝には恵まれなかったが、官兵衛が織田方に人質として差し出した嫡男・松寿丸をはじめ、多くの人材を母親代わりに育て、大坂城下に光ら諸大名の妻女が集住させられた際も、その面倒をよく見た。天下を取って以降、次第に権力に狂わされていく夫の歯止め役として、官兵衛・長政ら家臣たちから一層頼りにされていく。

 

■黒田家の礎を築いた父・黒田職隆/柴田恭兵
kanbei_shibata03.jpg播磨国姫路城主にして小寺家筆頭家老。父・重隆は元・牢人で、姫路に流れ着いて家伝の目薬を売り財をなした。その二代目として小寺家に取りたてられた職隆は、家柄や血筋を重んじる重臣たちから「目薬屋」と陰口を叩かれながらも、黙々と務めを果たして主君の信頼を勝ち得る。官兵衛に家督を譲ってからは、隠居の身ながらも頼もしい補佐役となるが、1578(天正6)年、一大危機が訪れる。織田と毛利の間に挟まれ揺れる播磨情勢の中、官兵衛が主君・政職の裏切りに遭い敵方に幽閉されてしまったのだ。幽閉された官兵衛を救おうとすれば、織田方に人質として差し出した孫の松寿丸は殺されてしまう。職隆の苦渋の決断は・・・。

 

■音楽は菅野祐悟さんに決定!

■音楽:菅野祐悟
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団 / テーマ音楽指揮:広上淳一

【菅野祐悟さんからのメッセージ】
 黒田官兵衛は、信長、秀吉、家康を陰で支えた、隠れた名将。官兵衛がいなければ、秀吉の天下統一はなかったと言われるほどの「歴史の立役者」。
 僕は黒田官兵衛について一から学んだ時、ある人たちが思い浮かびました。
 それは、僕をデビュー当時から支え続け応援してくれている人たちのことです。
 僕が大河ドラマという大仕事に挑めるのは、「菅野祐悟」という作曲家を表舞台に立たせてくれている、 支えてくれる人たちのおかげです。裏で必死に僕を支え続けてくれる「立役者」がいるからこそ、今の僕がいるのは間違いないことです。
 稀代の軍師・黒田官兵衛を表現することは、僕を支え続けてくださった方たちへの恩返しだと思っています。
 そして、音楽で黒田官兵衛を誰よりも魅力的に表現することが僕の使命だと思います。
 2014年、僕は劇伴作曲家のキャリア10周年を迎えます。記念すべき年に、素晴らしい作品にたずさわれることに感謝し、心を込めて、作曲します。

kanbei_kanno04.jpg [菅野祐悟・プロフィール]
1977年生まれ、2004年、27歳の時にドラマ「ラストクリスマス」でデビュー。2010年、映画「アマルフィ 女神の報酬」で日本映画批評家大賞「映画音楽アーティスト賞」を受賞。現在、「テレビでこの人の曲を聴かない日がない」と言われるほど幅広く活躍中。主な作品に、映画「踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望」「麒麟の翼~劇場版・新参者~」「SP野望篇・革命篇」、ドラマ「ガリレオ」「TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~」「ダブルフェイス」など。NHKでは、NHKスペシャル「MEGAQUAKE」シリーズ、ドラマでは「開拓者たち」。

 

■新たな出演者発表にあたって チーフ・プロデューサー 中村高志
 大河ドラマ「軍師官兵衛」では二つの大きな流れが絡み合い、衝突し、やがて一つになっていく様を描いていきます。一つは黒田官兵衛が生まれ育った播磨(今の兵庫県)で繰り広げられる人間ドラマ、もう一つは織田信長を中心とするいわば中央政界の政治ドラマです。この二つのドラマがやがて播磨でぶつかりあい、一つの大きなドラマを形作っていきます。ですから、今回の大河ドラマには、二つの流れの両方に多士済々の人物が登場します。
 官兵衛の妻、光を演じていただくのは中谷美紀さんです。大河ドラマは今回が初出演ですが、時代劇は経験豊富です。黙っていても絵になる中谷さんですが、今回はお転婆で活発な戦国の女あるじを演じていただきます。竹中半兵衛は谷原章介さん。動の官兵衛に対し、静の半兵衛とも言われ、戦国で最も人気が高いクールな天才軍師にこれほどふさわしい方は他にいません。官兵衛の主君、小寺政職は片岡鶴太郎さん。優柔不断で、右往左往するがどこか憎めない政職をどう演じていただけるか今からワクワクしています。秀吉の妻“おね”には黒木瞳さんです。“おね”は秀吉の糟糠の妻であると同時に、戦国の大政治家でもあります。この両面を黒木さんなら鮮やかに演じ分けていただけると思っています。そして官兵衛の父、職隆には柴田恭兵さんです。官兵衛を厳しく鍛える一方で暖かく見守る職隆は言わば「男の中の男」と言っていい存在です。「こんな父親になりたい」と思わせる職隆を柴田さんがつくり上げてくださいます。
 今回、発表させていただく方々はいずれも実力人気を兼ね備えた俳優さんばかりです。岡田准一さんとどのようなハーモニーを奏でるのか、どうぞご期待ください。

 

【物語】
 1590(天正18)年7月、小田原。豊臣秀吉の22万の大軍が小田原城を包囲して早3か月。この城を落とせば秀吉の天下統一は完成するが、戦線は膠着状態にあった。そんな中、一人の武将が堅く閉ざされた城門の前に立つ。城兵たちが威嚇して放つ矢にもたじろがず、男はその場で丸腰になり、城主への面会を申し入れた。「命を粗末になさるな。生きられよ!」―門がゆっくりと開き、ほどなくして城は明け渡された―。
 この男の名は、黒田官兵衛。秀吉の天下取りを二人三脚で支え続けた稀代の軍師である。
 官兵衛は、播磨国姫路城主の嫡男として生まれた。官兵衛の父・職隆は播磨有数の豪族・小寺政職に仕える有能な筆頭家老だったが、その地位は決して安泰ではなかった。黒田家は元は流れ者の牢人で、家伝の目薬を売って財をなした身。古参の重臣たちから常に「外様」扱いを受け、主君・政職からは頼られる一方で警戒もされる。外からは宿敵・赤松家が度々攻め入ってくる。職隆はそのたびに先陣を切り、忠義を示さねばならなかった。「すべては生き残るため」。黒田家は常にぎりぎりの選択を迫られ続けていたのである。
 官兵衛は22歳で家督を継ぎ、小寺家家老となる。政職も子飼いの官兵衛には信頼が厚く、自分の縁戚に当たる女性・光をめあわせた。嫡男・松寿丸(後の黒田長政)も生まれ夫婦円満に過ごす官兵衛と光。だが絶えることのない戦乱の中、官兵衛は多くの人間を失い、いつしか「命の使い道」について考えるようになる。人は生かして使ってこその財産・・・。第二子になかなか恵まれなかったこともあり、官兵衛は家臣をごく若いうちから取りたて育て上げていく。それは、固い結束と勇猛さで後世まで語り継がれていく「黒田武士団」の始まりであった。
  1575(天正3)年。官兵衛30歳の夏、大きな転機が訪れた。天下統一を目指す東の革命児・織田信長と、西国の雄・毛利輝元とが激突間近となり、播磨がその決戦の場と目されたのだ。織田と毛利、どちらにつけば生き残ることができるのか―。大揺れの播磨にあって、官兵衛は家中の守旧派を説き伏せ、小寺家を織田方帰順に導く。これまで今日明日を生き延びるため、己の領地を守るために汲々としてきた官兵衛にとって、広い視野で新しい世を築こうとしている信長の革新性は強く心惹かれるものであった。
  官兵衛は早速、岐阜城にいる織田信長を訪ねた。張り詰めた空気の中、播磨攻略法を滔々と説いた官兵衛に、信長は二つの宝を授ける。第一に名刀「圧切」、第二に羽柴秀吉―後の豊臣秀吉であった。信長の命で秀吉の播磨平定を助けていくうち、官兵衛はいつしか秀吉にとって欠かせない参謀となっていく。こうして、軍師・官兵衛が誕生した。
  1582(天正10)年6月。本能寺の変で信長が討ち取られたという衝撃の知らせが届いた。泣き崩れる秀吉に、官兵衛は「ご運が開けましたな」と耳打ちする。この時すでに、官兵衛の目にははっきりと秀吉の天下が見えていた―。


【人物相関図】

kanbei_soukanzu01.jpg

 

【略年譜】

1546(天文15)年
11月29日、播磨国姫路城主の嫡男として生まれる。

1559(永禄2)年
14歳。母・いわ、没。

1562(永禄5)年
17歳。父・職隆に従い初陣。近在の土豪を討伐する。

1567(永禄10)年
22歳。家督を継いで姫路城主となる。この頃、主君・小寺政職の縁戚、光と結婚。小寺家の若き家老となる。

1568(永禄11)年
23歳。長男・松寿丸生まれる(後の黒田長政)。

1575(天正3)年
30歳。織田信長と毛利輝元の勢力争いに巻き込まれ動揺する小寺家中を、織田方帰順にまとめる。自ら信長への使者として岐阜に赴き、羽柴秀吉と出会う。信長に面会。宝刀を賜る。

1577(天正5)年
32歳。中国攻めのため下ってきた秀吉に姫路城を提供。兄弟の契りを結び、二人三脚で播磨攻略を進める。

1578(天正6)年
33歳。織田方についていた主君・政職や、摂津の荒木村重が離反。官兵衛は村重の説得に赴くが、有岡城に幽閉されてしまう。帰らぬ官兵衛を信長は謀反人と疑い、激怒する。

1579(天正7)年
34歳。有岡城落城の際、家臣に救出される。一年間の幽閉生活で膝が曲がり、髪は抜け落ちたが、謀反人の汚名はそそがれた。以後、異形の軍師として秀吉に仕えていく。

1582(天正10)年
37歳。本能寺の変。信長の死を悲嘆する秀吉を支え、中国大返しを成し遂げ、山崎の戦いに勝利する。

1583(天正11)年
38歳。賤ヶ岳の戦い。この頃キリスト教に入信し洗礼を受ける。

1585(天正13)年
40歳。父・職隆、没。秀吉が関白に就任する。

1588(天正16)年
43歳。豊前国中津の領主となる。

1589(天正17)年
44歳。家督を長政に譲る。

1590(天正18)年
45歳。秀吉の天下統一の総仕上げ、小田原攻めに加わる。北条氏政・氏直親子に講和を交渉、小田原城開城を実現させる。

1593(文禄2)年
48歳。浅野長政とともに朝鮮に出兵。現地で石田三成らを怒らせる。秀吉の怒りまで買ってしまい、剃髪して如水円清と号する。

1598(慶長3)年
53歳。秀吉、没。

1600(慶長5)年
55歳。天下分け目の関ヶ原の戦いに乗じ、九州をほぼ平定する。嫡男・長政は関ヶ原で活躍。世は家康の天下となる。

1601(慶長6)年
56歳。福岡城築城始まる。妻と静かな余生を過ごす。

1604(慶長9)年
59歳。3月20日、伏見の藩邸にて病死。

 

大河ドラマ「軍師官兵衛」

【放送予定】 2014年1月から1年間

【収録予定】 2013年8月クランクイン予定

【作】 前川洋一

【音楽】 菅野祐悟  
【テーマ音楽演奏】 NHK交響楽団  【テーマ音楽指揮】 広上淳一

【演出】 田中健二 本木一博 大原拓 ほか

【制作統括】 中村高志  【プロデューサー】  勝田夏子

 

■企画意図・作者のことばなどはこちらから
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/134013.html


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