大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」出演者発表!
2011年(平成23年)
大河ドラマ 第50作 「江 ~姫たちの戦国~」
【原作・脚本】 田渕 久美子
【音楽】 吉俣 良
戦国を彩る姫たち 出演者発表!!
天下分け目の戦いは、女たちの心の中にこそあった
いつ果てることもない戦乱に翻弄され、愛する人を次々と失い、明日への希望を抱くことも叶わない戦国の世──。
乱世の苦しみを誰よりも味わいながら、太陽のような温かい愛で天下太平を願い、たくましく生き抜いた女性たち。
彼女たちの、たくさんの涙が、たくさんの頬笑みが、たくさんの愛が、次なる平和と繁栄の時代への礎となっていく──。
篤姫ブームを巻き起こした作家・田渕久美子が描く"女たちの心のスペクタクルドラマ"が、今をときめく豪華キャストのみなさんの競演で、まもなく幕を開けます!!
【原作・脚本】 田渕 久美子
島根県生まれ。NHKでは連続テレビ小説「さくら」(橋田賞受賞)、月曜ドラマシリーズ「妻の卒業式」、夜の連続ドラマ「女神の恋」「ダイヤモンドの恋」など話題作を多数執筆。前向きに生きる女性たちの姿を豊かな表現で描き、視聴者から深い共感を得ている。また、ドラマ以外にも映画・ミュージカル・落語・演劇・狂言など幅広い分野で精力的に執筆活動をしている。
大河ドラマは、「篤姫」(08年)に続いて2作目。激動の幕末にあって江戸城大奥を統率した天璋院篤姫の生涯を鮮やかに描写し、全国に「篤姫ブーム」を巻き起こしたことは記憶に新しい。
【音楽】 吉俣 良
鹿児島県生まれ。NHKでは連続テレビ小説『こころ』、夜の連続ドラマ『アイ'ムホーム』、土曜ドラマ『マチベン』、金曜ドラマ『派遣のオスカル』等多数の作品にオリジナル楽曲を提供。映像を心に刻みつける豊かなメロディーラインに定評がある。また、aiko、ゆず、ORANGE RANGE等のアーティストのアレンジも手がける。
大河ドラマは、『篤姫』に続いて2作目。脚本家・田渕久美子さんとの強力なコンビが復活する。
--おもな出演者と役柄--
■江(ごう)......上野 樹里
近江国小谷(おだに)城主・浅井(あざい)長政と、織田信長の妹・お市の方の三女。江には、父の記憶がない。生後まもなく父・長政は信長に滅ぼされ、織田の裏切り者として近江を追われた母・市と江たち三姉妹は、伊勢・上野城でひっそりと暮らしてきた。江は、母からは何も知らされず、天真爛漫に幼少期を過ごす。
成長した江は、天下を手中に収めようと勢いづく信長と安土城で出会い、父の仇であることを初めて知るが、江は信長の魅力に惹かれていく--。
本能寺の変によって天下は再び乱れ、母は柴田勝家と再婚。江たち三姉妹は越前・北ノ庄に移り住むが、それも束の間。母と死別し、三姉妹は、仇である秀吉に引き取られる。
江は三姉妹のなかで一番早く結婚するが、夫の佐治一成(さじかずなり)は、秀吉と敵対する陣営に付いたために、無理やり離縁させられる。さらに二度目の結婚で、江は子を宿すが、夫・羽柴秀勝は、出兵先の朝鮮で病死する。
そして三度目の結婚は、秀吉の最大のライバルである徳川家康の子でのちに第二代将軍となる秀忠。やがて、秀吉の妻となった姉・淀の豊臣家と敵対することに--。
秀忠とは五女二男に恵まれ、娘和子は後水尾天皇に嫁ぎ、長男家光は第三代将軍となる。
■茶々(ちゃちゃ)/淀(よど)......宮沢 りえ
三姉妹の長女。
妹思いで優しく物静かだが、母・市に似て、時に周囲を驚かす気性の激しさを秘めている。
二度の落城で父母を失い、秀吉に引き取られるが、天下人となった秀吉は茶々を我が物にしたいと熱望。猿のような風貌の秀吉は、最も憎き親の仇。しかし、そこに"美女と野獣の恋物語"が繰り広げられる。やがて茶々は、秀吉待望の嫡男を産むが、それは、さらなる試練への始まりだった--。秀吉亡き後、豊臣家は江が嫁いだ徳川家と敵対。天下を二分する攻防の矢面に立ち、大坂夏の陣で生涯を閉じる。
■初(はつ)......水川 あさみ
三姉妹の次女。
江のやることが何かにつけて気に入らない。でも、涙もろく、感激屋さんで、感じたことはすぐ口に出し、何より惚れっぽい。
名門・京極家の京極高次(きょうごくたかつぐ)と結婚。三姉妹でただ一人、子宝に恵まれず、江の娘を養女にする。関ヶ原の戦いでは、夫とともに西軍と東軍の狭間で苦しみ、ついには徳川方につく。
大坂の陣では、豊臣方の代表使節となり、姉・淀と徳川家に嫁いだ妹・江のために、和平交渉に奔走する。
■市(いち)......鈴木 保奈美
信長の妹で絶世の美女。三姉妹の母。
市は兄・信長を愛していた。兄のため織田家のために浅井家に嫁ぐが、かの地には、市の心を激しくとらえる男、浅井長政がいた--。
織田家と浅井家の蜜月は続かず、全面戦争へ。戦火の中、江を産むが、ついには、愛する夫・長政は信長に滅ぼされ、市は、"謀反人の妻"という宿命を背負う。
本能寺の変の後には、織田家のため柴田勝家と再婚。しかし、秀吉によって勝家の居城・越前北ノ庄城は陥落。市は娘たちを残して生涯を閉じる。
愛に生きた市のしなやかな生き様が、娘たちの生涯に大きな影響を与え続ける。
■京極龍子(きょうごくたつこ)/松の丸殿(まつ(の)まるどの)......鈴木 砂羽
秀吉の側室。三姉妹とは従姉妹で、弟は初の夫となる京極高次。
本能寺の変のとき、明智方に付いた夫は秀吉に殺され、"謀反人の妻"となる。しかし、秀吉の寵愛を受けて側室となる。自らの宿命を受け入れ、しなやかに生きる女性。
北ノ庄落城後、秀吉のもとに連れてこられた三姉妹の良き話し相手となる。
茶々が秀吉の妻となってからも、秀吉ナンバー3の側室であり続け、秀吉亡き後は、初と高次夫婦の元に身を寄せる。
■なか/大政所(おおまんどころ)......奈良岡 朋子
秀吉の母。秀吉が関白となるのを機に、大政所となる。
秀吉は、終生母を大事にしたと言われるが、最大のライバル家康が何度も上洛要請を無視したため、最終手段として母・大政所を人質として、家康の居城である三河・岡崎城に送り込む。
娘の朝日姫、息子の秀長に先立たれ、秀吉の朝鮮出兵の最中、聚楽第にて亡くなる。最後まで、故郷尾張での平凡な生活を懐かしんだ。
■おね/北政所(きたのまんどころ)......大竹 しのぶ
秀吉の妻(正室)。
女好きの秀吉にいつも呆れながらも、夫を陰で支える。
北ノ庄城が陥落し、市を失った三姉妹を母のように温かく迎える。江は、秀吉は嫌いだが、出会ったときから、すぐにおねに好意を抱く。
秀吉が茶々に執心と気づき、おねは、茶々の美しさに女として初めて嫉妬するが、秀吉の妻となり嫡男を身籠った茶々の精神的な支えとなっていく。江や茶々の人生と深く関わる慈悲深き女性である。
秀吉亡き後、京都に隠居し、豊臣家と徳川家の行く末に胸を痛め続ける。
--大河ドラマ「江」人物相関図--

--出演者決定にあたって--
【チーフ・プロデューサー 屋敷 陽太郎】
1960年放送の「山の分校の記録」というドキュメンタリーがあります。テレビ放送を観たことのない山間の村の小学生たちが、分校に貸与されたテレビと1年間どうふれあったかを記録した番組です。期限が迫りテレビが返される直前、ある女生徒は画面を丹念に拭きながらつぶやきます。
テレビは「まるで、愛のようだった」と。
この半世紀、テレビ放送は大きく変化しました。
第50作という大きな節目を迎える大河ドラマも、様々な変貌を遂げてきました。しかし、これからも、視聴者の皆さんにとって「テレビは愛」であり続けたいと、私は強く願っています。
田渕久美子さんの骨太な物語展開と、魅力的な登場人物たちの奥行きある人間ドラマは、まさに"愛"にあふれています。
その愛を豊かに表現していただくために、お一人お一人に激しい情熱をもって番組への参加を呼びかけました。
スタッフ一同、出演者の皆さんの演技に負けないよう、創造性に富んだ収録現場作りを目指します。
ぜひ、田渕ワールドを楽しみながら、視聴者の皆さんに深く共感していただけるドラマを一緒に作っていきましょう!
「テレビは愛」で、あり続けるために。
--略年譜--

【放送開始】
2011年1月
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