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田中麗奈×速水もこみち「最後の贈り物」5月3日放送!

特集ドラマ
「最後の贈り物」

2016年5月3日(火・祝日)放送
総合 夜10時00分~11時13分(73分間)

もう一度会いたい。どんな方法を使っても・・・

ネットワークゲーム会社『ネオ・ジェネシス社』のプログラマー藤木沙奈(田中麗奈)は、最先端の人工知能(=AI)を使った“ヴァーチャル人間育成ゲーム”の研究を続けている。沙奈の見つめる画面にはCGで作成された“シミュレーション胎児”が眠っている。その成長のスピードは、人間の7倍の速さだ。沙奈は、開発チーム室長の清武満夫(板尾創路)と後輩プログラマー水島もえみ(足立梨花)と一緒に、シミュレーション胎児に膨大なデータを入力、急速に成長させ、架空の人格を生み出そうというのだ。
開発の主要メンバーである道尾遥貴(速水もこみち)は沙奈の婚約者で間もなく式を挙げる予定だ。沙奈と遥貴は共に幼い頃、両親と家族を失うという辛い過去があり意気投合、将来を誓い合っていた。ある日、沙奈は遥貴との愛の結晶が宿っているのを知る。幸せの頂点にあった沙奈。ところが、結婚式当日、結婚指輪を交換しようとしたその瞬間、遥貴は崩れ落ちる。急性心筋梗塞で遥貴は帰らぬ人となった。幸せの絶頂から突き落とされ沙奈は自殺を決意するが、育ての親である叔母の君恵(南野陽子)に発見され命を取り留めた。
10ヵ月後、立ち直った沙奈は男の子を無事出産「遥斗」と名付けた。沙奈の休職中、チームの頑張りで“シミュレーション胎児”は、人間で言えば6才11カ月に成長していた。それを目にした沙奈。脳裏に決して実行してはならない考えがよぎる。沙奈は、密かにデータをコピーし自宅に持ち帰った。自宅にあるディスプレイの中で無邪気に動く男の子。沙奈は、その子に亡き夫、遥貴に関するあらゆる情報をデータ化し入力していく。遥貴が遺した日記や思い出の写真、ビデオ…。それは、今は亡き遥貴をヴァーチャル世界で再生させ、遥貴そっくりの性格や感情を持つAIを作り出すことに他ならなかった。
沙奈は本当の子育てよりも、入力作業に没頭していく。しかし、成長するにつれ、それが遥貴の実物とは違うことに気付いていく沙奈。そして、ついに沙奈はある決断をする。それが、思いもよらない結果を生み出すと知らずに…。

【ドラマのみどころ】
今、人工知能の研究が大きな飛躍を遂げようとしている。車の自動運転の実用化、将棋のプロ棋士との対戦での勝利、画像検索の急速な進歩など、知らず知らずの間に、私たちの暮らしに浸透しつつある。“ディープ・ラーニング”と呼ばれる最先端の技術が開発されたことで、これまで不可能だと思われていたことが次々に実現しているのだ。今回、SF映画や近未来シミュレーションを得意とする映画監督の落合正幸氏を脚本・演出に迎え、この人工知能がもたらすかもしれない世界を描き出す。主人公のモチベーションは、愛する人を人工知能によって蘇らせたい、誰もが考えるかもしれない思い。人ごととは思えない世界に皆様をお連れしたい。

【登場人物】
主人公 藤木沙奈 (田中麗奈)
ネットワークゲーム会社『ネオ・ジェネシス社』のプログラマー。幼い頃、母と兄弟を事故で失う。心に空いた穴を埋めたのが婚約者の遥貴だ。強いつながりを持った二人は結婚寸前までいく。しかし、婚約者の死という再びの悲劇。沙奈は現実を受け入れられない。そして、ついに一線を越えてしまう。

婚約者 道尾遥貴 (速水もこみち)
沙奈と同じく家族を幼い時に亡くしている。人づきあいが苦手。でも、沙奈が少しずつ心の扉を開いていく。亡くなった後、沙奈が見つけた日記は、出会いからの思い出や沙奈への思いで詰まっていた。その内容を、画面の中で成長する少年に入力する沙奈。もう一人のハルキが生み出されていく…。

叔母 君恵 (南野陽子)
家族をいっぺんに亡くした沙奈を引き取り、育ててきた。沙奈にとっては母親同然の存在。遥貴亡きあと、AIにはまり込んでいく沙奈を不安な気持ちで見つめている。

室長 清武満夫 (板尾創路)
『ネオ・ジェネシス社』の“ヴァーチャル人間育成ゲーム”開発チームを率いる室長。人工知能が、人々の役に立つものに育っていくと信じている。

後輩 水島もえみ (足立梨花)
沙奈の後輩の女性プログラマー。沙奈の良き相談相手でもある。大切な人を亡くした沙奈のことを心配している。人工知能の世界にはまっていくのを止めようと努力する。

母(20年前) 藤木京子 (石田ひかり)
沙奈の優しい母親。貧しくても、想像冒険旅行など、子供たちを楽しませながら、幸せな生活を送っていた。20年前の事故で亡くなるまでは。

沙奈(20年前) 藤木沙奈 (鈴木梨央)
沙奈は小さい時から母親思いの優しい女の子だった。母京子や兄弟と一緒に地元の河原で「冒険旅行」ごっこで遊んだのがいい思い出だ。家族が事故で亡くなり、叔母君恵に引き取られる。


特集ドラマ「最後の贈り物」

【放送】
2016年5月3日(火・祝日)放送
総合 夜10時00分~11時13分(73分間)

【脚本・演出】
落合正幸
映画監督・ドラマディレクター・脚本家。映画『パラサイト・イヴ』『催眠』『感染』などを監督。『シャッター』(20世紀フォックス)ではハリウッド・デビューを果たす。NHKでは、「妖しき文豪怪談・片腕」「国際共同制作ナノ・レボリューション(ドラマ・パート)」「NHKスペシャル ネクストワールド(ドラマ・パート)」を担当。

【音楽】
沢田完
作曲家・編曲家・音楽プロデューサー・指揮者。映画、TVドラマ、舞台、ミュージカルの作曲だけにとどまらず、 アーティストへの楽曲提供、編曲なども多数手がける。NHKみんなの歌に楽曲を多数提供。民放では、「ドクターX ~外科医・大門未知子~」「怪物」など。2005年からリニューアルしたTVアニメ「ドラえもん」の音楽を担当している。

【制作統括】
浜野高宏 松平保久

【プロデューサー】
佐倉寛二郎


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