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女性の5割が危険領域 謎の足腰フラフラ病!
健康

女性の5割が危険領域 謎の足腰フラフラ病!

2012年10月3日(水)午後8時
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今、日本で知らぬ間に「あるビタミン」の不足におちいる人が増えているといいます。

その数、なんと女性の2人に1人!

しかも、その状態を放置していると、筋肉や骨に異常をきたし、足腰がフラフラに!最悪の場合、寝たきりになってしまうというのです。

名付けて“足腰フラフラ病”

実は、あのアニメ「アルプスの少女ハイジ」に登場するクララもこの病気のために、歩く事が出来なかったといいます。

知られざるビタミン不足が引き起こす「足腰フラフラ病」の実態と、超カンタンな対策をお伝えします!

番組ディレクターからひとこと

転ばぬ先の杖

今回の主役の「ビタミンD」

「骨」や「筋肉」を丈夫にし、ひょっとすると、「がん」や「糖尿病」といった病気の予防にもつながる可能性もある物質ですが、日本では正直マイナーな存在ですよね。

でも実は、日照時間が少ない北欧やカナダでは、健康に欠かせない栄養素の代名詞。

国がサプリメントの利用を推奨していたり、ジュースや牛乳などの飲み物にあらかじめ添加されたりしています。

一方、日本ではありがたいことに(冬場を除けば)太陽の光がさんさんと降り注いでいます。

たくさんの健康パワーを秘めたビタミンDが、ほんの短い時間、屋外で過ごすだけで手に入ると思うと、なんだか得した気分になりませんか?

是非、ビタミンD不足にならないよう、適度な日光浴や食事のコツを実践してみてください!

今回のお役立ち情報
01

赤ちゃんや高齢者が「足腰フラフラ」に!

今回、番組では実際に「足腰フラフラ病」になった高齢者と赤ちゃんの2つのケースを取材しました。

ケース① バランスがとれない高齢者

ある病院では、そのビタミンが不足した高齢者が次々と入院を余儀なくされていました。

その原因は「転倒・骨折」です

ふとした拍子にバランスを崩して「転倒」、そして、太ももの骨を折る大けがを負ったのです

実は、不思議なことに、このビタミンが不足すると、脚の筋肉に影響がでて、バランス能力が低下してしまうのです。

ケース② “けいれん”を起こす赤ちゃん

北海道にすむ1歳になる赤ちゃんは、半年前に、大変な目にあいました。

突然、「手足をつっぱり」「白目をむき」、さらに「激しいけいれん」を起こしたのです。

すぐに治療をうけたおかげで、大事にはいたりませんでしたが、検査から浮かび上がってきた原因は、やはり「あるビタミン」の不足でした。

それにしても、不足すると、「バランス能力が低下」したり「手足の筋肉が激しくけいれん」してしまうこのビタミンの正体は何なのでしょうか?

02

知らぬ間に「ビタミンD不足」になる落とし穴

足腰フラフラ病の原因となるビタミンとは―

実は「ビタミンD」

血液中のビタミンD量を調べた近年の調査から、基準値(20ng/mL)を下回る人が、女性の半数にのぼることが明らかになってきました。

では、なぜビタミンDが不足してしまうのでしょうか?

ビタミンDは食事から摂取することもできますが、実はその大半は皮膚が「紫外線を浴びる」ことでつくられています。

しかし、屋外ですごす時間が少なかったり、シミやしわを気にするあまり過剰な紫外線対策をしていると、皮膚でのビタミンD合成が滞ってしまうのです。

また、高齢者の場合、室内に閉じこもりがちの生活に加え、食事量が少ないことも、ビタミンD不足をまねく原因とされています。

また、日照時間の少ない北海道や東北地方などに住んでいる方も注意が必要です。

加えて、若い女性の方に知っておいて頂きたいのが母乳とビタミンDの関係です。

実は母乳にはビタミンDがごく僅かしか含まれていません。

完全母乳で育てている赤ちゃんの場合は、適度な日光浴の時間をもつことも大切なんです。

03

ビタミンDを補給する秘策とは?

ビタミンD不足にはなりたくないが、“シミ”や“しわ”も増やしたくない!という人はどうしたらよいのか?

実は、1日に必要なビタミンDを補給するために、「日焼け」をするほど長時間、日光にあたる必要はありません。

むしろ「日焼け」をすると、メラニン色素で紫外線がさえぎられてしまうため、ビタミンDができる効率がさがってしまうと考えられるんです。

そこで、おすすめなのが「手のひらを太陽に!」かざす作戦。

手のひらは体の他の部分よりも、メラニン色素が少ないので、ビタミンDが効率的につくられる上、シミやしわが気にならない場所。

専門家によると、手のひらほどの面積でも、夏場なら15分以上、冬場で30分以上、直射日光にあたればビタミンDをつくる事ができるといいます。

なお、その際、手のひらだけは日焼け止めクリームを洗い流しておく事をお忘れ無く!

04

ビタミンDたっぷりの食べ物は?

日照時間が少なくなる冬場は食事でビタミンDをとるのも大切!

ビタミンDが豊富な食べ物の代表格は「魚」「キノコ」です。

 

<魚>
  • さけ

  • まぐろ

  • しらす

 

<キノコ>
  • きくらげ

  • まいたけ

  • しいたけ

 

などに多く含まれています。

実は、キノコも紫外線をあてることで、ビタミンDが増える性質があります。

そこでオススメなのが、以前ガッテンでご紹介した「干しエノキ」です。

作り方はエノキを小分けにして「天日」で干すだけ。

ビタミンDだけでなく、うまみ成分は13倍にアップして、濃厚なうまみも楽しめます。是非おためしを!

05

足腰フラフラ病

今、日本で知らぬ間に「ビタミンD」の不足におちいる人が多いといいます。その数、実に女性の2人に1人!しかも、その状態を放置していると、筋肉や骨に異常をきたし、足腰がフラフラに!最悪の場合、寝たきりになってしまうというのです。名付けて“足腰フラフラ病”。ビタミンD不足が引き起こす“足腰フラフラ病”の実態と、超カンタンな対策をお伝えします!

06

ビタミンD不足になる落とし穴とは?

ビタミンDは食事からもとれますが、その大半が「紫外線を浴びる」ことで皮膚でつくられており、屋外で過ごす時間が少ないとビタミンD不足になりやすくなります。

女性の場合
  • 過度な紫外線対策

  • オフィスワーク中心の生活
高齢者の場合
  • 閉じこもりがちの生活(活動量の低下)

  • 食事量の減少
乳幼児の場合
  • 母親のビタミンD不足

  • 完全母乳栄養

※母乳はビタミンDが僅かしか含まれておらず、完全母乳の場合は、適度な日光浴も大切です。

07

ビタミンDを効率的につくる日光浴の方法は?

「日焼け」をするほど長時間、日光にあたる必要はありません。むしろ「日焼け」をすると、メラニン色素で紫外線がさえぎられてしまうため、ビタミンDができる効率がさがってしまうと考えられます。そこで、番組でおすすめしたのが“手のひら”で日光浴する作戦です。実は、手のひらは体の他の部分よりも、メラニン色素が少ないので、ビタミンDが効率的につくられる上、お肌の大敵“しみ”や“しわ”も気になりにくい場所です。手のひらほどの面積でも、夏場なら15分以上、冬場で30分以上、直射日光にあたれば充分なビタミンDをつくる事ができるといいます。なお、その際、手のひらだけは日焼け止めクリームを洗い流しておく事をお忘れ無く!

08

ビタミンDの豊富な食材は?

※かっこ内は成人1日分のビタミンDを含む分量(目安)

  • しらす(12g)

  • べにざけ(16g)

  • くろまぐろ(30g)
キノコ
  • きくらげ(14g)

  • 干ししいたけ(32g)

  • まいたけ(160g)

実は、キノコは紫外線をあてるとビタミンDが増える性質があります。そこでオススメの食材が「干しエノキ」です。作り方はエノキを小分けにして天日で干すだけ。ビタミンDだけでなく、うまみ成分は13倍にアップして、濃厚なうまみも楽しめます。是非おためしを!