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驚き!最新ねんざ治療 「3日安静」の大誤解
健康

驚き!最新ねんざ治療 「3日安静」の大誤解

2015年5月13日(水)午後8時
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グギッ!やっちゃった!
誰もが一度は経験のある「足首のねんざ」。
でも「たかがねんざでしょ。冷やして2、3日安静にしておけば大丈夫
なんて思っていたら大間違い!
何十年もたってから、足関節がガタガタ、しまいには手術なんてことも。
また、原因不明だった腰痛ひざ痛が、
実は若い頃のねんざのせいだったという人もいました。

そこで、ねんざを一度でもしたことのある人、必見!
自分の足首が、「危険かどうか」判断する簡単な方法があったんです。
それは、靴の裏を見ること。

靴底の減り方が、左右アンバランスな人は要注意
もしかしたら、足首ぐらぐらのサインかも知れません。
靴底の減りが左右アンバランスな人は、
靭帯(じんたい)が緩んだ状態のままの可能性が高いんです。

実は、ひどいねんざは、前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)という、
ヒトが二足歩行をするようになって獲得した、
特別な靭帯を損傷した状態。
そうすると、歩行に際して、必要以上に足首がぐらつき、
不具合の原因につながることがあるんです。
若いうちは、足の筋肉が足首を支えているため、
不具合が出ないで済んでいたのが、
年を取って筋肉が衰えると、足首がぐらぐらになり、
ひどい人は、足関節の軟骨がこすれ、手術なんてことに。

でも、大丈夫。
一度緩んでしまった靭帯はもとに戻りませんが、
リハビリをしっかりやれば、ねんざの再発や、足関節の手術、
なんてことにならないようにできるんです。
そのやり方は簡単。1日5分、かかとを上げるだけ。
詳しいやり方は、お役立ち情報で。

今回のお役立ち情報
01

「たかがねんざ」と軽く見ないで!

誰しも一度は経験している「ねんざ」。ひねった程度の「ねんざ」であれば問題ありませんが、腫れや痛みを伴う「ひどいねんざ」は、じん帯が損傷していると思ってください。
損傷したじん帯は、きちんと治療をすれば正常に近い状態に戻すことが出来ます。ねんざをして「立てないほど痛いねんざ」であれば、スポーツ整形あるいは足専門の整形外科をぜひ受診してください。

02

足首危険度の見方について

過去に大きなねんざを経験されていたり、ねんざを繰り返したりしている方の中には、足首危険のサインが出ている人がいます。靴底のすり減り具合です。特にカカト部分に注目。
左右の削れ方に違いが出ている方は、足関節が不安定になっている恐れがあるため、要注意です。

03

足首が危険のサインが出ていたら?

腓骨(ひこつ)筋群(きんぐん)を鍛えることをおすすめします。腓骨筋群は、足の裏からカカトを通って、脛(すね)の横につながる筋肉です。腓骨筋群を鍛えると、じん帯にも力が加わります。刺激を受けたことで、じん帯の再生が促進されると考えられています。
また、過去のねんざで緩んだじん帯を筋肉でカバーすることが出来ます。加齢で筋肉が衰えるため、筋肉を鍛えることはより重要です。ねんざの再発や、変形性足関節症の予防にもつながります。

04

腓骨筋群を鍛える方法について

今回番組では、かかと上げをおすすめしました。必要な道具は、コイン、あるいはコインサイズの厚紙を2枚だけ。床に肩幅ほどの間隔を開けてコイン(厚紙)を置き、親指の付け根で踏むようにして立ちます。親指の付け根で踏んでいることを意識しながら、つま先立ちを行います。足の裏を外側に向けるイメージです。絶対に足の裏を内側に向けてはいけません。じん帯の切れた部分が広がるため、かえってじん帯が緩んでしまいます。また、腓骨筋群を鍛える効果もなくなります。特に、立てないほど痛いねんざをした後は、足裏が内側を向かないようサポーターなどをつけて行ってください。20回を1日2セット、ためしてみてください。

※ねんざの急性期は安静が必要となります。まずは医師の診断・治療を受け、運動の許可を得た上で行ってください。
※運動をやってみて痛みが出た場合は、中止してください。
※お年寄りや体力に不安のある方は、転倒の恐れがありますので行わないでください。