血管を元気にして、心臓病を防いでくれる「長寿ビタミン」といえば、ビタミンC!
今回のテーマ「パプリカ」は、そのビタミンCが野菜の中で
トップレベルです。
しかし、肝心の使い道となると、ほとんどの人はサラダや炒めものにちょっと使うくらい。彩りはいいけれど、イマイチ食卓の主役になりきれていないのが現状です。
でも実はパプリカには、野菜離れした深い甘みと香りが隠されていました!
特に和食との相性が抜群で、パプリカに一手間を加えるだけで、ごはんにピッタリのおかずや、なんと、超美味のすしネタに大変身するのです!
その一手間とは、「徹底加熱」。
パプリカの本場、ヨーロッパのスペインでは、
パプリカはオーブンで1時間加熱が当たり前。
これをヒントにガッテンが開発したのは
「グリルで20分加熱」というワザです。
グリルにいれて真っ黒焦げまで焼いたら、ペリペリと皮をむけばできあがり!パプリカならではの肉厚の果肉が、ジューシー激甘に生まれ変わります!
パプリカの魅惑の新世界。
詳しくは、お役立ち情報のページでどうぞ!
今回のお役立ち情報
01
パプリカは 色によって味わいが違う!
パプリカには、黄色、赤、オレンジなどの色がありますが、生産者によれば、それぞれ味わいが異なります。
赤・・・甘みと酸味のバランスがよい
黄色・・・苦みが強く、女性から特に人気
オレンジ・・・甘みが強く、子どもから特に人気
02
「トロ甘! 徹底加熱パプリカ」の作り方

[作り方]
パプリカを、両面焼きグリルで強火20分加熱します。
※途中で1回パプリカの向きを変えるとムラなく焼き上がります。
※グリルの機種によって加熱時間は異なります。焼きすぎに注意して調整して下さい。
※焼いたパプリカは、冷蔵庫で5日~1週間ほど保存できますが、早めに食べることをお勧めします。
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03
パプリカのしょうゆづけ握り(パプリカのおすし)

[材料]
- 徹底加熱パプリカ 1個分
- ごはん 200g
- すし酢 10g
- 塩 ひとつまみ
- しょうゆ 適量
- わさび 適量
[作り方]
- ごはんにすし酢、塩を合わせ軽く混ぜてなじませる。
- 徹底加熱パプリカを幅3cmほどに切り、わさびじょうゆを両面につける。
- 「1」を15gの一口サイズで俵型ににぎる。
- 「3」の上に「2」を載せて出来上がり。
04
パプリカの油揚げ巻き

[材料]
- 徹底加熱パプリカ 1個分
- 油揚げ 1枚
- あさつき 4本(1/4に切ったもの)
- かつお節 適量
- しょうゆ 少々
[作り方]
- 油揚げを半分に切り袋を広げる。
- 「1」の上にパプリカ、あさつき、かつお節を載せて巻き、串を3カ所に刺して3等分に切る。
- オーブントースターで5分温めて出来上がり。しょうゆをかけていただく。
05
白身魚のパプリカ蒸し彩りあんかけ

[材料]
- 白身魚の切り身 1きれ(半分に切る)
- 徹底加熱パプリカ 1個分(表面に隠し包丁をいれたもの)
- 枝豆 10粒(さやからだしたもの)
- 小麦粉 適量
- 塩 少々
- (調味液)
酒・みりん・しょうゆ 各大さじ1
水 100ml - 水溶きかたくり粉 小さじ1のかたくり粉を大さじ1の水で溶いたもの
[作り方]
- 徹底加熱パプリカに小麦粉をまぶして、塩をふった白身魚を挟む。
- フライパンに「1」と調味液を入れてフタをし沸騰したら弱火にし、3分加熱する。
- 魚をとりだしお皿に盛り、「2」の残った調味液に水溶きかたくり粉と枝豆を入れて加熱し、とろみをつけ、魚にかけて出来上がり。
06
パプリ甘天(かんてん)

[材料]
- 徹底加熱パプリカ 赤・黄色各1/2個分(5㎜幅に切ったもの)
- 水 500ml
- グラニュー糖 120g
- 粉寒天 4g
- レモン汁 大さじ1
[作り方]
- パプリカは型に色違いで斜めに並べる。
- 鍋に水と粉寒天、グラニュー糖を入れてよく混ぜてから火をつけ、沸騰したら3分加熱し、レモン汁を入れる。
- 「1」の型の周りに氷水をあて、型の中にスプーンで「2」をパプリカが浮いてこないように入れていく。安定したら残りを流し込み冷やし固め出来上がり。