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筋肉!血管!免疫!あの栄養素で体ごと強くなるSP
健康

筋肉!血管!免疫!あの栄養素で体ごと強くなるSP

2017年5月24日(水)午後7時30分
2017年5月27日(土)午前0時10分
NHKオンデマンドでご覧いただけます 番組内容を印刷する

若々しい血管や免疫力は、自分はもちろん、両親や家族がいつまでも介護いらずの元気な体でいるためのカギとなります。それを実現するためにとても大事な役割を果たすのが「たんぱく質」です。

特に高齢者にとっては、肉などを食べる機会が減り、体がたんぱく質不足になっている方が少なくありません。しかしたんぱく質不足は、骨折のリスクが大きく上がるだけでなく、心筋梗塞や肺炎などの危険性を上昇させるため、決して軽く見てはいけません。国も配食サービスの新たなガイドラインを発表するなど、高齢者のたんぱく質不足の解消に本腰を入れ始めています。

特にたんぱく質不足になりがちなのは、一人暮らしのお年寄りや、二人暮らしの高齢者夫婦のご家庭です。番組で紹介した「10食品群チェックシート」などを活用しながら、たんぱく質たっぷりの食事をぜひ意識してみてください!

今回のお役立ち情報
01

飽食の時代に栄養失調?

この飽食の時代に栄養失調なんて、と思う方もいるかもしれません。しかし、厚生労働省が毎年行っている国民健康栄養調査の結果から推計すると、70歳以上の3~4人に1人が低栄養(栄養失調)の恐れがあることが分かりました。低栄養になると、心筋梗塞や肺炎になったり、介護が必要になったり、死亡するリスクが高まることが様々な研究で分かってきています。では、一体どうすれば低栄養を防ぐことが出来るのでしょうか。ずばり、それは「たんぱく質」の摂取。卵や大豆、魚、肉などの食品を積極的に食べることが推奨されています。特に肉は体内のたんぱく質を効率的に増やすのに優れています。60歳を過ぎたら、低栄養にぜひご注意ください。
※とりすぎは、カロリーオーバーや病気のリスクとなります。ご注意ください。
※特に腎臓病の方は、たんぱく質を多く取ることで、腎機能が悪化する可能性があります。医師と相談の上、必要なたんぱく質量を決めて下さい。

02

健康診断でわかる!「低栄養」のおそれ

自分では気づきにくい「低栄養」ですが、人間ドックや健康診断などの血液検査で知ることができます。それが「アルブミン値」という検査項目です。アルブミンは血液中のたんぱく質であり、体にたんぱく質が足りているかどうかの目安になります。これまで国内外の様々な疫学的調査から、アルブミン値が4.0g/dLを下回ると様々な病や症状が現れる危険性が高まることが分かっています。皆さんも是非、自分自身のアルブミン値を知ることから始めて下さい。人間ドックや健康診断ができる施設で「アルブミン値」は検査できますが、検査項目に含まれていない場合もあるので、事前に確認してください。

03

10食品群チェックシートで低栄養を防ぐ!

低栄養を防いだり改善させるのに、大きな効果を持っているのが「10食品群チェックシート」です。これは、低栄養を防ぐのに必要な10食品を一覧にしたシートで、その日食べたものを量にかかわらず丸を付けていくことで、自然とたんぱく質の摂取量が増えていくというものです。肉・魚・卵・大豆・牛乳という5食品がたんぱく質。そして、油・緑黄色野菜・海藻・芋・果物は、そのたんぱく質を効率よく働かせるために必要な5食品です。主食・主菜・副菜を意識しながら食べると、自然とこの10食品が多く取れるようになってきます。一日で丸が7つ以上つけられるような食生活がすすめられています。

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