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72分拡大版 暮らしを支える珍★仕事人SP

72分拡大版 暮らしを支える珍★仕事人SP

2020年9月30日(水)午後7時30分
2020年10月17日(土)午後4時45分
NHK+(プラス)番組配信中 NHKオンデマンドでご覧いただけます 番組内容を印刷する

あまり見聞きしたことのない、珍しい仕事人たちが大集結!実はその仕事が、わたしたちの暮らしをこっそり支えてくれていたことや、彼らだからこそ知っていたお得情報が続々!1人目は、工場の防虫対策などを施してきた「建設会社のいきものがかり」!戸締まりしているのに部屋に虫が入ってくる謎と、その対策を伝授!2人目は、道路の下に埋めてある水道管の音を聞き、漏水を探り当てる水道技術者。家庭で徐々に増える漏水と、その簡単チェック法を大公開!3人目は、詳細な地図作りを行ってきた地図の調査員。その驚きの調査の様子に密着すると共に、地図がいかに私たちの暮らしに密着したものかを教えてくれます!

 

今回のお役立ち情報
01

部屋が虫を吸い込む!?驚きの侵入経路

誰もが悩んだことのある「部屋の羽虫」。部屋の明かりに引き寄せられ窓の外に集まり、網戸のほつれなどから部屋に入ってくるもの…と思ったら、実はそれ以外にも驚きの侵入経路があったんです。実際、窓を閉めていて、カーテンで遮光もしているのに、なぜか虫が部屋に・・なんて経験はありませんか。実はそれ、「家が虫を吸いこんでいる」可能性があるんです。 建設会社に勤める小松裕幸さんは、建物と生き物の共存を掲げ、“虫を殺すことなく”工場の防虫対策を行ってきた先駆者の一人。小松さんによれば、工場では様々な対策を行っていても、ある盲点に気をつけないと、逆に虫がたくさん入ってきてしまうことがあるんだそうです。その根本原因が「気圧」です。

実は、気圧の問題は一般家庭でも起きています。問題となるのが、虫を入れまいと窓を閉めた密閉空間の部屋。そこで24時間換気やキッチンの換気扇を回すと、室内の空気が室外に排気されるので気圧が下がってしまうんです。すると、窓や玄関のわずかな隙間から、外の空気が吹き込んでくる事態に。小さな虫たちはその気流に逆らえず、部屋の中に吸いこまれてきてしまうのです。

02

羽虫対策のポイントは気圧!給気口&網戸を活用

問題の根本原因は「気圧の差」。虫を吸い込まないようにするには、部屋の中と外の気圧の差をなくすことです。そこで、まずは「給気口」。本来はシックハウス症候群などを防ぐ換気目的で取り付けられているものですが、これを開くことで外との気圧の差が和らぎ、空気の吸い込みも大幅に弱まります。給気口は網状になっているため、ほつれがなければ虫が入ってくる心配もありません。

給気口がない場合は、窓を大きく開けて網戸にするのも手。これなら外との気圧の差もほとんどなくなるので、空気や虫の吸い込みもなくなります。ただし、網戸にほつれがあると元も子もないのでご注意を。 これらの方法は、ゴキブリなど地を歩く虫への効果ははっきり分かっていませんが、小さな羽虫の侵入を防ぐためには効果的ですので、ぜひ試してみてください。

03

増加する自宅の漏水!簡単セルフチェック法

水道技術者の笑喜久文さん。道路の地中深くに埋められた水道管から、音だけを頼りに漏水を探し出す仕事人です。しかし、道路には車の通行音や、自動販売機のモーター音など様々な音があふれており、漏水を探し出すのは至難の業。笑喜さんを始めとするみなさんが幾度も失敗を繰り返しながらも、努力を続けたことで、昭和後期に東京で10%以上あった漏水を、現在の3%に抑えてくれるまでになりました。

一方で増えているのが家庭の漏水。実は、笑喜さんたちが漏水の検査をしてくれるのは主に道路の水道管だけ。おうちの漏水に気づけるかは自分次第なんです。放っておけば、建物は水浸しになり、無駄な水道代を支払う羽目に・・・。そこでチェックすべきが、水道メーター。一軒家の場合は、玄関や車庫。マンションやアパートでは、玄関ドアの横扉や、共用部の床などにあります。家中の水道を止めた状態で確認し、こまのように見えるパイロットと呼ばれる部分が回転していたら漏水している証拠。すぐにお近くの水道局のお客様センターや水道事業者に相談してください。

04

配達・電気ガス・救命 便利な暮らしは詳細な地図のおかげ!

ピザが家に素早く届き、電気やガスなどのインフラが整備され、いざというときにすぐに救急車が来てくれる。いまや当たり前の暮らしが実現できているのは、実は便利な地図のおかげ。そんな住宅地図を作っているのが地図調査会社の調査員、押野勧さん。いまや衛星画像やドローンなど最先端のテクノロジーによって3D地図が作れちゃう時代に、自ら歩いて地図を作っています。驚くべきはその細かさ。個人宅のフルネームやバス停、公衆トイレはもちろん、小さな階段や歩道の形。さらには、建物の入り口がどの道路に面しているかまで徹底調査。こうした緻密な情報が、様々なライフラインの確保に繋がっていたんです。とくに救命現場で活用されている地図は、ほかにも消防職員などによって頻繁に最新情報に更新され、新鮮なものに育てられています。現代の伊能忠敬のような仕事人達に、心から感謝!