クローズアップ現代

毎週月曜から木曜 総合 午後10:00

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クローズアップ現代は、4月よりクローズアップ現代+として装い新たに再スタートします。
番組を23年支えて頂いた国谷裕子キャスターに代わり、NHKの第一線で活躍する7人の女性アナウンサーが、番組の顔として登場。 放送時間は、夜10時からに変わります。
これまで番組に接して頂く機会が少なかった現役世代から、「もっと見やすい時間帯に」という希望を多く頂いておりましたが、そうした声にお応えすべく、仕事帰りや、家事が一段落したあと、お休み前のより見やすい時間帯で、良質でジャーナルな番組をお届けできればと思います。

クローズアップ現代が放送を開始した1993年は、東西冷戦が終結し、日本ではバブル経済が弾け、時代が大きく変わっていく節目にありました。
それから23年。この間に、日本は2度の政権交代と2つの大震災を経験し、世界では、911同時多発テロという衝撃のあと、各地で戦争とテロが絶え間なく続いている状態です。
そして私たちが生きる2016年。政治、経済、国際、社会情勢、先行きは不透明で、不安や課題が山積しています。急激に進む少子高齢化、雇用の流動化、経済の低迷といった問題も、単純な解決策があるわけではありません。一方、ネットやSNSの急速な進展や、テクノロジーの発達によって、未来への新たな可能性も生まれています。
次世代を担う今の子どもたちが、大人になる20年後、30年後、私たちはより良い未来を渡してあげることはできるのでしょうか?

私たちが、クローズアップ現代+の精神と考える、「しなやかなジャーナリズム」とは、国民の知る権利に応え、民主主義の発展に寄与し、最終的には、世の中を豊かに幸せにしていくための、国民ひとりひとりのツールになることだと思います。
取材者・制作者であるディレクターや記者ひとりひとりが、視聴者の「目」であり、「耳」でありたい。そして、伝えるキャスターやナレーターは、視聴者の疑問や関心、喜怒哀楽を代弁した「言葉」でありたい。
そのためには、地道な取材を積み重ね、様々な立場の声に耳を傾け、複眼的に物事をとらえていく謙虚な姿勢が必要だと考えています。
過去に学び、今を見つめ、未来を展望すること。それが、私たちの考える、番組の理想像です。

番組では、社会の深層に切り込む硬質でジャーナルなテーマはもちろん、最新のニュースや、第一線で活躍する「ひと」、生活に役立つ旬な情報も、深く掘り下げ伝えていきます。
政治・経済・国際・社会・文化・科学・スポーツとジャンルに制約はありません。
また、放送だけでなく、番組HP、TwitterやFacebookといったネット・SNSでも発信し、さらに、視聴者からの疑問や質問を、SNSなどを通じ番組に反映させていきたいと考えています。
クローズアップ現代+が、この複雑で不透明な時代における、みなさまの「羅針盤」になることを願いつつ…。

クローズアップ現代+
梅岡宏 大型企画開発センター エグゼクティブ・プロデューサー
内藤誠吾 制作局・経済社会情報番組部 チーフ・プロデューサー
(平成28年3月)