クローズアップ現代

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トルコ取材リポート(キャスター田中泉)

トルコ取材リポート(キャスター田中泉)

2017年8月9日

1.

「夏期特集」の取材で、トルコのイスタンブールに来ました。この国には、シリアからおよそ300万人が難民として来ていると言います。シリアから逃れてきた子どもたちは、どんな暮らしをしているのでしょうか。

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イスタンブール市内にある、ファーティフモスクにやってきました。心が静まる不思議な空間。シリアからの難民はここを目指し移住する人たちが多く、このモスクがあるファーティフ地区は、最近トルコの新聞では“リトルダマスカス”と呼ばれているそうです。

3.

ファーティフモスクの周りには、日本の門前町のように、露店が広がっています。その中にはシリアの難民の人たちが開いたお店も。シリアの石けんなど、生活に欠かせない日用品が売られていて、トルコ社会に溶け込んでいる様子を感じました。

4.

シリアから逃れてきた26歳の男性は、祖父の代から60年以上続くシリアコーヒーのお店を、再びイスタンブールで開いています。スパイスのカルダモンを加えて味わうのが特徴といわれるシリアコーヒーの味を求め、この日も大勢のシリアの人たちがやってきていました。

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難民支援を行うNGOの倉庫には、天井高くまで支援物資が。段ボール1箱には砂糖やパスタ、豆など1家族で3ヶ月分の食料が入っていて、難民の家庭に無料で配布しているそう。この倉庫の物資で、トルコにいるシリア難民200世帯を支援しているとのことです。

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シリア難民の子どもに無料でセラピーを提供している施設の方と。お絵かきなどの遊びを通じ、半年かけ徐々に心の傷をいやしていくそう。

最初は家が爆撃された様子や戦闘機を描いていた子どもたちも、終わる頃には、こんなかわいいイラストを描くようになるといいます。

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シリア難民の一家を訪ねました。安全も保障され、13歳、9歳、7歳の子どもたちは学校に通えていても、元のような暮らしはもうできそうにない…。「子どもたちの未来が見えない」というお父さんの不安を聞き、難民の子どもの将来に思いを巡らせました。

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義足や義手を作る施設で出会った5歳のマフムード君。シリアの爆撃で右足を失ったといいます。一緒に遊んでも口数が少ないままだったのですが、2年間待ち望んだ義足を試すと、満面の笑みが!!

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義足を試したときの、マフムード君の笑顔!

この記事は2017年8月10日放送の「くろげん+ 夏休み課外授業 親子でまなぼう!“戦争とテロ”」に向けての取材を元に制作しています。

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