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最終回 希望

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秀忠(向井理)は、徳川の世継ぎを竹千代(水原光太)と定めた。千(忽那汐里)の嫁ぎ先も決まり、徳川家中は落ち着きを取り戻そうとしていた。
 しかしそのころから、秀忠の諸大名に対する厳しい仕置きが目立つようになる。そんな折、秀忠に隠し子がいることが発覚。二度目の浮気に怒りを禁じえない江(上野樹里)だったが、その隠し子幸松(のちの保科正之/小林海人)が竹千代、国松(松島海斗)と無邪気に遊ぶ姿を見て、自らの考えの狭さに気づく。正室の子も側室の子も、みな徳川の子として暮らし育てたい、そんな江の思いが、のちに江戸城大奥を誕生させることとなる。
 そして元和6年(1620)、竹千代と国松がそろって元服。それぞれ家光、忠長と名を改める。その後、秀忠の処断は、重臣・本多正純(中山麻聖)を流罪とし、三女・勝の嫁ぎ先の夫、松平忠直を追放するなど、ますます苛烈を極めていた。
 秀忠と言い争う江だったが、家光(木咲直人)から、あえて心を鬼にする父を支えてほしいと諭される。江は息子の頼もしい成長がうれしく涙を流す。
 元和9年(1623)、ついに家光の将軍宣下の儀式が執り行われる。美しい月の夜、江と秀忠は久方ぶりの晩酌を楽しむ。夫婦は、人生の来し方をじっくりと語り明かすのだった。

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