会長あいさつ

会長あいさつ

1925年に日本でラジオ放送が始まって、今年で90年を迎えました。
 これまでの放送の歩みは、常に日本や世界の歩みとともにありました。終戦、戦後復興から高度成長、バブル崩壊、そして現在にいたるまで、NHKは、大きなイベントや時代の変化、そして災害時には命を守る放送をお届けしてきました。

毎年実施している世論調査では、公共放送の果たすべき使命・役割について、 様々な期待が示されています。
 昨年度までの3か年では、「公平・公正」「社会的課題の共有」などの点で、期待度が高まり、実現度も向上しているという評価でした。
 高まる期待にどこまで応えていけるか、私たちにできること、なすべきことはこれからも増えていくと感じています。

今年度、NHKの新しい3か年経営計画がスタートしました。
 この計画は、更に、2020年、東京オリンピック・パラリンピックが開催される年を見据えて策定したNHKビジョン「信頼をより確かに、未来へつなぐ創造の力」に向けたものでもあります。放送の進化が、未来に貢献できるよう、国際発信やインターネットによる情報発信の強化、スーパーハイビジョンの推進に挑戦してまいります。

そして、公共放送NHKとして忘れてはならない「受信料の公平負担」も大きな課題です。「ターゲット80」は、受信料制度への理解促進活動に協会全体で取り組もうという試みで、2017年度末に過去最高の「支払率80%」、「衛星契約割合50%」の達成を目指します。

役職員が一丸となり、こうした「挑戦と改革」に全力で取り組んでまいります。
 みなさまのご理解とお力添えを何とぞよろしくお願い申し上げます。

NHK会長 籾井勝人