2016年08月02日 (火)

News Up 「山の日」ご存知ですか?

K10010618481_1608021622_1608021624_01_02.jpg

8月11日は国民の祝日「山の日」です。山の恵みに感謝し、豊かな自然を次の世代へ引き継ぐ機運を高めようというもので、おととし法律が成立し、ことしから祝日となりました。インターネット上では「山の日という休日があることを知らなかった」などという書き込みも多く見られます。どんな経緯で「山の日」が誕生し、初めてのことし何が起きているのでしょうか。

「山の日」できた経緯は

8月11日に初めて迎える国民の祝日「山の日」。一般財団法人の全国「山の日」協議会によりますと、「山の日」は平成22年に日本山岳協会や日本山岳ガイド協会など5つの団体が制定に向けて動き出したということです。「海の日があるのに、山の日がないのはおかしい」。超党派の議員連盟もでき、おととし改正祝日法が成立しました。8月の祝日は初めてで、祝日がないのは6月だけになります。
8月11日にした理由は、夏山のシーズンであることや、お盆の時期になるため、工場なども休みに入り、企業の経済活動への影響が少ないことがあるということです。また、学校が夏休みのため、授業日数への影響が出ないこともあります。

ネットではさまざまな声が

インターネット上では「山の日」が制定されたことを知らなかったという人の書き込みも多く見られました。
「こんな祝日、前からあったかな」
「いつできたんだ? 山の日と聞くと山開きのことですか?」
「休日と思っていなかった日がお休みになるのはうれしい」

鉄道も「山の日」効果?

JR東日本によりますと、今月10日から18日までのお盆の期間に、東北新幹線や北陸新幹線などを予約した人は先月27日の時点で97万人で去年の同じ時期を10%上回っています。
下りのピークは「山の日」の8月11日と見込まれています。JR東日本によりますと、例年よりピークの時期が早くなっているということで、ほかのJR各社の予約のピークも11日になっているところが多くなっています。
JR東日本などでは「11日が祝日になったことで長い休みが取りやすくなり、混雑のピークも早くなっているのではないか」と話しています。

商戦も活況

日本生産性本部がまとめている「レジャー白書」によりますと、登山やキャンプ用品の市場は伸びています。平成17年には1480億円だった市場規模は、去年、平成27年には2000億円にまで増えているということです。
「山の日」制定を受け、スポーツ用品店などではアウトドア商戦に力を入れています。
全国およそ250店でスポーツ用品店を運営する「ゼビオホールディングス」は、「山の日」にあわせて登山者が増加することを想定し、各店舗に初心者向けの専用コーナーを設けました。トレッキングシューズなどの人気が高く、親子で訪れる人も増えているということです。
「ゼビオホールディングス」では「山の日の制定をきっかけに登山を始めようという人もいて、人気を集めている」と話しています。
このほかのスポーツ用品店でも、初心者向けのキャンプ用品などの販売に力を入れています。
また、食品メーカーの中には、山で食べてもらおうと山の日を記念したカップラーメンの調理器具や、山に持っていくチョコレートやあめなどの行動食の販売に力を入れるなど、初の「山の日」にちなんだ商戦を繰り広げています。

各地でイベント

「山の日」にあわせたイベントも各地で行われます。10日には全国で山の日の「記念切手」が発売され、11日には長野県松本市の上高地でトークショーなど山の日を記念した全国大会も開かれます。また、8月中には、東京の高尾山や群馬県の谷川岳など各地で登山教室が行われるほか、親子で参加できるキャンプ教室などさまざまなイベントが開催される予定です。

遭難は年間3000人超 無理ない登山を

中高年の登山ブームに加え、最近はファッションにもこだわる「山ガール」と呼ばれる若い女性の登山者も増えています。
その一方、山の遭難事故は増加し、警察庁によりますと、去年、全国の山で遭難した人は3043人で過去最多となりました。
全国「山の日」協議会では、「自分の体力にあった無理のない登山計画を立て事故のないようにしてほしい。そのうえで『山の日』が登山に親しむきっかけになり、ぜひ楽しい休日を過ごしてほしい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:19:10  | カテゴリ:くらし
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲