2016年11月10日 (木)

都内の大規模停電 送電ケーブル接続部の漏電で出火か

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先月、東京都内の広範囲に停電をもたらした地下の送電施設で起きた火災について、東京電力は、送電ケーブルの接続部で漏電が発生して出火し、それが燃え広がったと推定する調査結果をまとめました。

先月12日、埼玉県新座市にある送電ケーブルを通す東京電力の地下の施設で火災が起き、都内のおよそ58万戸が一時、停電しました。

この火災について、東京電力は、これまでの調査結果をまとめた報告書を10日、国に提出しました。それによりますと、火と煙が上がっていた通気口の真下にあるケーブルとケーブルの接続部の状況を調べたところ、18本あるケーブルのうち1本で、接続部を覆っていた銅製のカバーが裂けて大きくゆがんでいて、接続部の内部から膨張して破裂したと見られるということです。こうしたことから東京電力は、この1本のケーブルの接続部が何らかの理由で破損して漏電が起きて出火し、それが破損した場所から漏れ出た絶縁用の油に引火してほかのケーブルに燃え広がったと推定しています。

東京電力は、接続部での漏電による火災の拡大を防ぐため、防火用のカバーで覆う対策を進めていましたが、火元の接続部にはまだ取り付けられていませんでした。東京電力は、引き続き詳しい原因を調べるとともに、ケーブルの防火対策など、再発防止策を進めるとしています。

ケーブルの緊急点検には問題なし

東京電力パワーグリッドの中人浩一工務部長は会見で、「お客様や広く社会の皆様にご不便やご迷惑をおかけしたこと、また、火災発生現場の付近のお客様にご心配をおかけしたことについて、改めておわび申し上げたい」と陳謝しました。

また、今回の火災を受けて東京電力は、41線路合わせて1000キロ以上の送電ケーブルを緊急点検し、これまでに問題はなかったと説明しました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:12:00  | カテゴリ:くらし
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