2017年02月17日 (金)

インフルエンザ患者 2週間で減少 引き続き注意を

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今月12日までの1週間に、全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者は推計で151万人と、2週連続で減少したことが国立感染症研究所の調査でわかりました。専門家は「流行のピークは過ぎたと見られるが、依然、患者は多い。受験生や高齢者は特に対策を徹底してほしい」と注意を呼びかけています。

国立感染症研究所によりますと、今月12日までの1週間に全国およそ5000の医療機関を受診したインフルエンザの患者は、1医療機関当たり28.57人で、これを元にした推計の患者数は151万人と前の週から48万人減り、2週連続の減少となりました。

各地の流行状況を表す1医療機関当たりの患者数を都道府県別に見ますと、高知県が最も多く41.63人、次いで福岡県が39.77人、大分県が38.55人、鹿児島県が38.31人などとなっていて、秋田県を除く46の都道府県で前の週より報告が減少しています。

ただ患者数の多い状態は、依然、続いていて、大きな流行が起きているおそれを示す「警報レベル」を超える患者数の地域も、45の都道府県で出ています。

国立感染症研究所の砂川富正室長は「全国的な流行のピークは過ぎたと見られるが、依然、患者数の多い状態が続いている。シーズンの後半には、これまで主流のA型とは異なるB型のウイルスが増える傾向にあるので、受験生や高齢者などは特に手洗いやうがいを徹底してほしい」と話しています。

子どもを1人にしないで

一方、今月14日、東京・品川区のマンションの敷地で、インフルエンザを発症した男子中学生が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。警察によりますと、男子中学生は4階の自宅の部屋から転落したと見られていますが、治療薬のリレンザを服用していたということです。

これについてPMDA=医薬品医療機器総合機構は、小児や未成年がインフルエンザにかかった場合には、少なくとも2日間は1人にしないよう注意を呼びかけました。

リレンザやタミフルなどインフルエンザの治療薬をめぐっては、患者が服用後に走り出したり、暴れたりしたという報告がありますが、薬との因果関係はわかっていません。また、薬を服用していない患者でも同じような行動が報告されています。

この問題に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「治療薬の種類や服用したかどうかにかかわらず、インフルエンザの患者が突然走り出したり、飛び降りたりする異常行動は毎シーズン確認され、昨シーズンも50件以上が報告されている。インフルエンザはそのような症状が起こりうる病気であることを理解し、子どもを1人にしないよう注意を徹底してほしい」と呼びかけています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:20  | カテゴリ:くらし
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