2017年03月16日 (木)

送電施設火災 最終報告書 "ケーブル劣化で漏電 出火"

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去年10月、東京都内の広い範囲に停電をもたらした地下の送電施設で起きた火災について、東京電力は、送電ケーブルの劣化によって漏電が発生したのが出火の原因だったとする最終報告書をまとめ、再発防止策として、こうした劣化を監視するシステムの導入を進めるとしています。

去年10月、埼玉県新座市にある東京電力の送電ケーブルを収めた地下の施設で火災が起き、都内のおよそ58万戸が一時、停電しました。

東京電力は、現場のケーブルの状況から、接続部が何らかの原因で破損して漏電が発生し、出火したと見て調べていました。

東京電力が実際に漏電が起きた部分や年代や構造が同じケーブルを詳しく調べたところ、中心部にある銅線を覆う絶縁体の部分に銅や硫黄などの物質がしみ出して変質し、絶縁の機能が失われたと推定されたということで、最終報告書では、長期間使用してきたケーブルの劣化が漏電を引き起こし、出火の原因になったとしています。

東京電力は、過去に起きたケーブルの漏電の多くは施工の不具合が原因で、今回のようなケースはまれだとしています。

ただ、今後も起こりうるため、再発防止策として、絶縁体の成分から劣化を感知する装置や異常な放電が起きていないか常時監視するシステムをこの春にも一部で試験的に導入し、有効性を確かめたうえで、さらに拡大するとしています。

東京電力パワーグリッドの中人浩一工務部長は会見で、「ケーブルのはり替えは物理的な制約があり時間がかかるが、劣化の予兆をいち早くとらえる対策を充実させていきたい」と述べました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:19:50  | カテゴリ:くらし
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