2017年03月28日 (火)

身長急に伸びる時期 "ソフトでお知らせ" 活用始まる

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子どもの健やかな成長につなげようと、背の高いアスリートのデータを基に、身長が大きく伸びる時期を知らせるソフトを、順天堂大学などの研究チームが作り、スポーツクラブなどで活用が始まっています。

「スラリちゃん、Height!」というこのソフトは、スポーツ庁による女性アスリート育成事業の一つとして、順天堂大学などの研究チームが作りました。

女子の身長は、10歳ごろから大きく伸びる時期が訪れますが、時期に個人差があり、そのあとは大きく伸びることは難しいとされています。

ソフトは、身長がおよそ170センチ以上の女性のアスリート149人の成長のデータを参考にして作られていて、利用者が定期的に身長と体重を入力していくと、今後の身長の伸びを予測したモデルが示されます。

そして大きく身長が伸びる時期に入ったと見られると、「成長スパート開始」というメッセージで知らせてくれます。
この時期は栄養や睡眠を特にしっかりと取り、疲れ切って食欲がなくなるような過度な運動は控えるようにしたほうがよいということです。

神奈川県横須賀市にある新体操クラブでも、このソフトを活用していて、選手は毎月、身長や体重をチェックし、指導者は成長期を見定めて練習量や食事のアドバイスをしているということです。
指導にあたっている阿部八重子さんは「かつては体重を減らすことばかり厳しく指導されてきた。その反省に立ち、技術だけでなく体もきちんと成長させたい」と話していました。

ソフトの開発者に関わった、順天堂大学大学院スポーツ健康科学部の鯉川なつえ先任准教授は「身長が伸びる時期をわかっていれば、本人や家族の努力で、目標よりも身長を伸ばすことができるかもしれない。アスリートに限らず、身長が伸びる時期は適切な栄養を取り、健康な体をつくってほしい」と話しています。

このソフトは、順天堂大学女性スポーツ研究センターのホームページからダウンロードできます。

日本人の身長は横ばい続く

日本人の身長は、男子が10年ほど前、女子は15年ほど前がピークで、それ以降は横ばいの状況が続いています。
今年度の調査では、17歳の男子の平均身長は170.7センチで、ピークよりも0.2センチ小さく、17歳の女子の平均身長は157.8センチで、ピークよりも0.3センチ小さくなりました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:15:04  | カテゴリ:くらし
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