2013年02月24日 (日)

海外のブログ運営会社に情報開示命令

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海外の会社が運営するブログや動画などのサービスは、違法な投稿や権利を侵害する投稿があっても、法的な手段を取るのが困難でしたが、他人を中傷する書き込みがあったアメリカのブログ運営会社に対し、今月、日本の裁判所が投稿者の情報を開示するよう命じる仮処分を出していたことが分かりました。

ブログに投稿した人の情報を開示するよう命令を受けたのは、アメリカに本社があり、日本向けにブログや動画などのサービスを行っている「FC2」です。
「FC2」の利用者は1500万人を超えるとみられていますが、本社やサーバーがアメリカにあるため、法的な手段を取るのが難しく、法律に違反したり、権利を侵害したりする投稿が放置されるケースが相次いでいます。
こうしたなか、去年、日本向けのサービスを行う海外企業に対しても、国内で訴えを起こせるよう改正された民事訴訟法が施行されたことから、50代の男性が去年12月、ブログで自分を中傷した人の情報開示を求める仮処分を申し立てていました。
その結果、今月6日に東京地方裁判所から投稿者の情報の開示を命令する仮処分が出され、業者側も命令に従ったということです。
仮処分の申し立て手続きを行った最所義一弁護士は、「名誉毀損や著作権侵害などの違法な投稿を放置している場合には、海外の会社であろうと責任を問われることが示された。
日本で利益を上げているのに、海外の企業だから手出しできないという状態でなくなったことの意義は大きい」と話しています。
これに対し、FC2は、「警察や裁判所など公的機関からの正式な照会には極力協力しており、今後も対応すべきものは対応するという方針で運営していきたい」としています。
FC2のサービスを巡っては、公開されたばかりの新作映画やアニメーション番組などが違法に投稿され、大勢の利用者に視聴されていたことも明らかになっていて、映画会社などが対策に乗り出しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:38  | カテゴリ:科学のニュース
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