2016年01月22日 (金)

IAEA 原子力規制委は検査制度など改善必要

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東京電力福島第一原子力発電所の事故の教訓を踏まえて4年前に発足した原子力規制委員会について、IAEA=国際原子力機関は、原発の推進側からの独立性や透明性の面は良好だと評価する一方、職員の専門性や検査制度の面で改善が必要だと指摘しました。

IAEAは、各国の要請に基づいて規制機関の評価を行っていて、原発事故の翌年に発足した原子力規制委員会に対して初めてとなる評価を行うため、今月11日から聞き取り調査などを実施してきました。
最終日の22日、評価の概要が公表され、それによりますと原発を推進する官庁などからの独立性や、組織の透明性、それに規制の強化について良好だと評価しています。
一方、課題として有能で経験豊富な職員の獲得など力量の向上に取り組むことや検査の実効性が確保されるよう重要な設備を重点的に検査するなど柔軟性のある検査制度に見直すといった改善が必要だと指摘しています。
調査チームのリーダーでフランス原子力安全局のフィリップ・ジャメ委員は、「今後、数多くの原発が再稼働するなかで適切な安全の監視が求められており、より多くの優秀な職員の採用を勧めた」と述べました。
IAEAの調査チームは、ことし4月をめどに正式な報告書をまとめる予定で、規制委員会は、今後の組織や規制の見直しにいかすことにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:53  | カテゴリ:科学のニュース
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