2016年04月05日 (火)

心臓病治療の細胞シート 子どもの保険適用へ治験

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重い心臓病の子どもの足から採った筋肉の元となる細胞を培養し、シート状にして心臓に貼り付けて治療する再生医療について、大阪大学の医療チームは、健康保険の適用を目指し安全性などを確かめる治験を始めることになりました。

治験を行うのは、大阪大学の澤芳樹教授などの医療チームです。
チームでは重い心臓病の患者の足から筋肉の元になる細胞を採って培養し、シート状にしたものを心臓に貼り付けて機能を回復させる再生医療の開発を進めていて、すでに大人の患者では去年、薬事承認を受け、来月から保険診療として行われることになっています。
今回は「拡張型心筋症」という病気の子どもを対象に、健康保険の適用を目指して医師主導の治験を始めることになりました。
チームによりますと、子どもの患者についてもおととしから臨床研究が行われていて、学校に通えなくなった女の子が歩いても息切れしないほどに回復したということです。
治験ではことしの夏以降、3年間で3人の患者に治療を行い、安全性と効果を確かめることにしています。
澤教授は、「症状が重くなるのを防いだり、心臓移植を待つ期間を延ばしたりできると期待される。国内では子どもが心臓移植を受けられる機会が少ないので、治療法として確立したい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:12:27  | カテゴリ:科学のニュース
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