2016年04月18日 (月)

M7.3地震 約50キロの断層が2m近く横ずれか

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16日の熊本県を震源とするマグニチュード7.3の大地震は、長さおよそ50キロにも及ぶ断層が、最大で2メートル近く横にずれ動いて発生したとみられることが、専門家の解析で分かりました。

地震波の解析などが専門の筑波大学の八木勇治准教授は、世界各地で観測されたデータを使って、16日未明に発生した熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3の大地震を引き起こした断層について分析しました。その結果、断層は、長さがおよそ50キロ、幅がおよそ20キロに及び、横方向に最大で1.8メートルずれ動いたとみられることが分かりました。

今回の地震について、政府の地震調査委員会は、17日、「『布田川断層帯』という活断層帯の一部がずれ動いて起きたと考えられる」という見解をまとめましたが、八木准教授によりますと、今回、解析した断層も「布田川断層帯」とほぼ重なり、これを裏付ける結果になったということです。

一方、今回の解析では、これまで政府の地震調査委員会が公表していた「布田川断層帯」の評価より、断層が北東に10キロほど長く伸びている可能性があるということです。断層は、この北東側の南阿蘇村の方向に向かって破壊が進んだとみられ、八木准教授は、南阿蘇村で最大で震度6強を観測するなど、特に揺れが大きくなった可能性があると指摘しています。
八木准教授は「断層が進む方向では、地震の波が重なり合って揺れが大きくなることがあり、これが南阿蘇村の大きな被害につながった可能性がある」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:01:44  | カテゴリ:科学のニュース
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