2016年04月23日 (土)

連続震度7 倒壊免れた住宅も損傷の可能性

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熊本県益城町を襲った2回の震度7の揺れを専門家が分析した結果、2回目の揺れの方が強かったことが分かりました。専門家は、今、建っている住宅も損傷している可能性があると考え危険性を調べる必要があると指摘しています。

国立研究開発法人建築研究所の槌本敬大上席研究員は、一連の地震で震度7の激しい揺れに2回襲われた熊本県益城町の住宅の被害調査をしています。
まず地震の波形データを分析した結果、いずれも木造住宅を大きく揺らす1秒から2秒程度の周期で、揺れの強さを示す目安の一つ、速度は、1回目の震度7では秒速2メートルほどだったのに対し、2回目の震度7では秒速4メートルほどと、2回目の方が強かったことが分かりました。
現場では最初の震度7の揺れで倒壊を免れた住宅が、2回目の震度7で数多く壊れていたということで、槌本研究員は、1回目の揺れで変形して耐震性が落ちた住宅が2回目の揺れで壊れたと分析し、「今、建っている住宅もダメージを受けている可能性があると考えるべきだ」と指摘しています。
そのうえで「後片づけや家財を取り出すために住宅の中に入りたいという気持ちは分かるが、一見して危険に見えなくても今後の地震で倒壊するおそれがある」として、応急危険度判定で危険性を調べる必要があると話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:45  | カテゴリ:科学のニュース
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