2016年04月25日 (月)

捨てられたミドリガメが繁殖 全国で800万匹に

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ペットとして飼われていた外来種の「ミドリガメ」が川や池に捨てられた結果、全国で固有種のカメのおよそ8倍の800万匹にまで繁殖していることが、環境省の推計で分かりました。生態系への影響が懸念されるとして、環境省は駆除の態勢を強化する方針です。

「ミドリガメ」と呼ばれ、ペットとして親しまれているアメリカ原産の「ミシシッピアカミミガメ」が川や池に捨てられて繁殖していることから、環境省は大学などと共同で、初めて自然界のミドリガメの生息数を調査しました。
実際に捕獲した数や生息に適した地域の面積などを基に推計した結果、関東や中部地方の平野部や瀬戸内海の周辺などを中心に、全国でおよそ800万匹に上ることが分かりました。この数は日本の固有種のカメのおよそ8倍に当たり、ミドリガメが1週間に食べる水草の量は最大で320トンに上る計算です。
日本固有の生物の餌や産卵場所を奪うなど、生態系への影響が懸念されるとして、環境省は駆除の態勢を強化することにしています。
調査を行った東邦大学理学部の長谷川雅美教授は「これだけ多くの外来種が日本にすみついていることが初めて明らかになった。今後、どの程度駆除に力を入れるべきか判断するうえで重要な指標となる」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:07:52  | カテゴリ:科学のニュース
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