2016年04月28日 (木)

福島第一原発 作業員の死傷者半減も安全教育に課題

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廃炉に向けた作業が続く東京電力福島第一原子力発電所で、昨年度1年間に死亡したり、けがをしたりした作業員は26人と、前の年度に比べほぼ半減しましたが、このうち6割以上が経験1年未満の作業員だったことが分かり、経験の浅い作業員の安全教育の課題が浮き彫りになっています。

東京電力によりますと、福島第一原発では去年8月、車のタンクの清掃中に金属製のふたに頭を挟まれた作業員1人が死亡したほか、去年4月から先月までの1年間に25人がけがをしました。ほとんどは休業しない程度のけがで、これは、大規模な建設工事が本格化し1日当たりの作業員の数がおよそ7000人に倍増した前の年度の49人に比べて、およそ半分に減ったことになります。
東京電力は、マスクを着けなくても作業ができるエリアが増え、意思疎通がよりしやすくなったほか、現場の安全点検を徹底するなどの取り組みの成果が現れてきているとみています。
一方で、けがをした人の6割以上は、廃炉作業に携わって1年未満の作業員だったということです。
東京電力は未経験者を対象にした訓練施設を設置し、事故防止に力を入れていますが、被ばくを管理しながら多くの人たちが入れ代わる現場で、作業経験の浅い人たちの安全教育をどう進めていくか課題が浮き彫りになっています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:14:15  | カテゴリ:科学のニュース
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