2016年04月28日 (木)

美浜原発3号機 新規制基準の審査 山超えるも見通せず

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原則40年の運転期間の延長を申請している福井県の美浜原子力発電所3号機について、原子力規制委員会は、議論になっていた新しい耐震性の評価手法の適用を妥当だと判断しました。これで安全対策の基本となる新規制基準の審査は大きな山を越えましたが、運転延長のためには、ことし11月までにすべての審査を終える必要があり、見通せない状況が続いています。

運転開始から40年になる美浜原発3号機について、関西電力は、運転期間を20年延長するために必要な3つの申請を原子力規制委員会に提出し、現在、審査が行われています。
このうち安全対策の基本となる新規制基準の審査では、関西電力が想定される地震の揺れを引き上げたことに伴う耐震性の評価に新しい手法を取り入れるとする方針を巡って、妥当かどうか議論が続いていました。
その結果、規制委員会は28日の審査会合で、関西電力の評価方針を妥当だと判断し、合格を示す審査書の案の作成を本格的に始めることになりました。
運転延長を目指す原発で審査書の案が作成されるのは、高浜原発1号機と2号機に続き、2例目になります。
これで新規制基準の審査は大きな山を越えたことになりますが、運転延長のためには、ことし11月までに、施設の劣化状況の審査や、設備の耐震性など詳しい設計を審査する「工事計画」の認可を受ける必要があり、期限までに審査が終わるか見通せない状況が続いています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:15:06  | カテゴリ:科学のニュース
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