2016年05月12日 (木)

働く世代のがん検診 部位によって受診率に差

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働く世代のがん検診の受診率は、最も高い肺がんでおよそ70%に上った一方で、子宮頸がんや乳がんは30%余りにとどまることが分かり、厚生労働省は検診を受けやすい環境を整備し受診率の向上を目指すことになりました。

12日は、厚生労働省の検討会が開かれ、全国およそ1200の企業の健康保険組合から回答を得たがん検診に関する調査結果が公表されました。
それによりますと、法律で市町村に実施するよう定められている5つのがんの検診については、80%以上の組合が職場の検診で導入していました。このうち、受診率が最も高かったのは肺がんで72%、次いで、大腸がんが61%、胃がんが57%と半数を超えていたのに対し、子宮頸がんでは32%、乳がんは35%と女性のがんの検診率が低くなっていました。
また、検診でがんの疑いがあるとして精密検査を受けるよう指摘された人のうち、実際に受けたのは胃がんや肺がん、大腸がんでは40%余りにとどまっていました。
がんは、日本人の死因で最も多く働く世代では毎年26万人がかかると推計されていますが、職場の検診については自主的な取り組みに任されているのが現状です。厚生労働省は、企業に勤務時間の配慮を求めるなど、検診を受けやすい環境を整備し受診率の向上を目指すとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:19:58  | カテゴリ:科学のニュース
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