2016年05月23日 (月)

新繁殖地で初めてのアホウドリのひな 無事に巣立つ

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絶滅が心配される国の特別天然記念物アホウドリを守るため、小笠原諸島の聟島に新たな繁殖地を作るプロジェクトで初めて誕生したひなが、無事巣立ったことが確認されました。

国の特別天然記念物、アホウドリの数少ない繁殖地となっている伊豆諸島の鳥島は、火山の噴火などで繁殖できなくなる可能性があり、環境省と山階鳥類研究所などが、8年前からおよそ350キロ離れた小笠原諸島の聟島に新たな繁殖地を作っています。
ことし1月には、ひなの誕生が確認されましたが、山階鳥類研究所などによりますと、今月14日このひなが無事巣立ったことが調査で確認されたということです。聟島で生まれたひなの巣立ちが確認されたのは初めてです。
また、今月9日に行われた東京都の調査で、聟島からおよそ20キロ離れた嫁島でもひなが見つかり、プロジェクトを始めてから新たな繁殖が確認されたのは、媒島、聟島に続き3か所目です。
ひなは巣立ったあと3年から5年ほどかけて成長して、生まれ育った場所に戻り、つがいの相手を見つけて繁殖します。
山階鳥類研究所の尾崎清明副所長は「無事に巣立ってくれてほっとした気持ちだ。移住は順調に進んでいると思うが、次は無事に聟島に帰り、繁殖に成功することを期待している」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:30  | カテゴリ:科学のニュース
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