2016年05月26日 (木)

日本学術会議 「軍事目的の研究せず」見直すか議論へ

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科学者でつくる団体、「日本学術会議」は戦後維持してきた、『軍事目的の研究は行わない』とする立場を見直すかどうか、検討委員会を設置して議論することを26日、正式に発表しました。記者会見した大西隆会長は「軍事と民間の技術の線引きが難しくなるなか、さまざまな意見があり、議論を深めたい」と述べました。

国の特別の機関として設けられている科学者の団体、日本学術会議は、戦前に、先の大戦に協力した反省から、昭和25年に「戦争を目的とする科学の研究には絶対に従わない」とする声明を出したほか、昭和42年にも「軍事目的のための科学研究は行わない」とする声明を改めて出しています。
一方で、防衛省は去年、先進的な技術を防衛装備品の開発に積極的に取り入れたいとして、大学や研究機関などに研究費を提供する制度を導入し、この制度を巡って科学者の間から賛否両論の意見が出ています。
こうした状況を受けて日本学術会議は、戦後維持してきた『軍事目的の研究は行わない』とする立場を見直すべきかどうか、近く検討委員会を設置して議論することを決め、26日に正式に発表しました。
記者会見で、大西隆会長は「軍事と民間の技術の線引きが難しくなるなかで、軍事との関係が深まると学術の本質が損なわれるという意見もある。学術界がとるべき考え方について議論を深めたい」と述べました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:54  | カテゴリ:科学のニュース
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