2016年05月28日 (土)

豚の細胞を人体移植 一定条件で国内でも容認へ

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動物の臓器や細胞を使って病気を治療する「異種移植」を巡り、厚生労働省は豚の細胞を糖尿病の患者に移植することを一定の条件の下、国内でも容認する方針を決めました。

これは27日、厚生労働省の審議会で決まったものです。
「異種移植」は、動物の臓器や細胞を病気の治療のため、人の体に移植するもので、動物が持っているウイルスに感染するおそれが否定できないとして、国内では実施されていません。
しかし、海外では糖尿病の患者に対し、血糖値を下げるインシュリンを分泌する豚の臓器の細胞を移植して成果を上げているほか、ウイルスへの感染はこれまで報告されていないということです。
このため厚生労働省は、移植患者を生涯、定期的に検査することや、移植の記録を30年間保存することなどを条件に、豚の細胞を移植する「異種移植」を国内でも容認する方針を決めました。
豚の細胞の移植は、これまで国内の大学や製薬会社で臨床研究の計画が進められ、早ければ3年後にも始まる見通しだということで、厚生労働省は「人から人への臓器移植は提供者が少ないため、異種移植によって治療が前進するよう対応していきたい」としています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:05:09  | カテゴリ:科学のニュース
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