2016年05月29日 (日)

「宇宙ホテル」試験機 空気入れ拡張する作業に成功

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一般の人でも宇宙に滞在できる、いわゆる「宇宙ホテル」の試験機に、空気を注入して膨らませ居住空間を大きくする作業が2回目の試みで無事成功し、今後2年間かけて安全性などを検証する作業が始まりました。

アメリカの民間企業、ビゲロー・エアロスペース社は、民間の顧客を宇宙空間に滞在させる宇宙ホテルの運営を目指していて、BEAMと呼ばれる試験機が、先月、ロケットで打ち上げられて国際宇宙ステーションに取り付けられました。

この試験機は、輸送時には円柱形に折りたたまれていましたが、28日、少しずつ内部に空気が注入され、風船のように居住空間が徐々に広がりました。作業はおよそ7時間にわたり、全長と直径がいずれも2メートル余りだった試験機が、全長が4メートルに、直径も3.2メートルにまで広がり、無事に終了しました。

この作業は、今月26日にも行われましたが、この際は計画どおりには膨らまず、いったん中止されていました。その後の調査で、これは試験機の折りたたまれた部分が想定よりも固くなっていたためで、構造には問題はないと判断されて、作業が再開されました。

試験機は、今後1週間、空気が漏れていないかなど安全性の確認が行われ、問題がなければ宇宙飛行士が中に入る予定です。そして、2年間にわたり定期的に宇宙飛行士が中に入って宇宙を飛び交う放射線を防ぐ性能や内部の温度変化などを検証することにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:16:13  | カテゴリ:科学のニュース
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