2016年05月31日 (火)

福島第一原発1号機 "巨大掃除機"でがれき吸引

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5年前の事故で水素爆発した、東京電力福島第一原子力発電所1号機で、最上階に散乱した細かいがれきを、巨大な掃除機のような装置で吸い取る作業が始まり、東京電力は放射性物質が飛散しないよう慎重に作業を進めるとしています。

福島第一原発1号機は、5年前の事故で建屋が水素爆発し、現在も最上階には汚染された鉄骨やコンクリートが散乱していて、核燃料を取り出すうえで大きな支障となっています。
このため東京電力は30日から、散乱したがれきのうち比較的細かいものを吸引して撤去する作業を始めました。
長さ13メートル、高さ5メートル余りもある巨大な吸引装置がクレーンでつり下げられ、ここから延びたホースで、20キロ程度までのがれきやちりを吸い取る仕組みです。
東京電力は、この作業を7月いっぱいまで続けたうえで、来年度中に大型のがれきの撤去に着手し、その下にあるプールに保管された核燃料の取り出しは、4年後の平成32年度から始める計画です。
一方で、3年前に3号機でがれきを撤去した際には、周囲に放射性物質が飛散して大きな問題となったことから、1号機ではちりの飛散を防ぐ特殊な薬剤をまくなどの対策がとられました。
東京電力は、30日の作業では周辺の放射線量や放射性物質を含むちりなどの値に異常は見られないとしたうえで、今後も慎重に作業を進めていきたいとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:05:10  | カテゴリ:科学のニュース
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