2016年05月31日 (火)

伊方原発 住民が運転しないよう求める仮処分申請

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四国電力が再稼働を計画している伊方原子力発電所3号機について、地元の愛媛県の住民が、熊本地震が発生したことで、西日本を東西に伸びる断層帯で近く大地震が起きることを想定すべきなのに安全性が保障されていないなどとして、運転しないよう求める仮処分を松山地方裁判所に申し立てました。

愛媛県伊方町にある伊方原発3号機は、四国電力がことし7月下旬の再稼働を計画しています。
これについて、愛媛県内の住民12人が31日、松山地方裁判所に運転しないよう求める仮処分を申し立てました。申し立てによりますと、伊方原発は西日本を東西に伸びる中央構造線断層帯から5キロのところにあり、中央構造線上に連なる活断層を震源とした熊本地震が発生したことで、直近での大地震の発生を想定しなければならないとしています。そのうえで、現在想定されている揺れの強さでは不十分で、安全性が保障されていないなどと主張しています。
申し立てのあと記者会見をした住民たちは、「このまま原発を放っておいて、もし、事故が起きたら、将来ある子どもが被害を受け、四国の美しい自然がだめになってしまう。出せるカードは何でも出して、何としても再稼働を止めたい」と述べました。
伊方原発を巡っては、今回の申し立てとは別に地元の住民などが運転差し止めを求める裁判を松山地方裁判所に起こしているほか、広島県の住民も3号機の再稼働を禁止する仮処分を広島地方裁判所に申し立てています。

四国電力「安全性理解されるよう主張したい」

仮処分の申し立てについて、四国電力は「申し立てを受けたばかりなのでコメントは差し控えたいが、今後、内容を確認したうえで、伊方原発の安全性を裁判所に理解してもらえるよう適切に主張していきたい。また、引き続き、伊方原発のさらなる安全と信頼性の向上に取り組み、情報公開を徹底することでご理解をいただけるよう尽くしたい」とコメントしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:32  | カテゴリ:科学のニュース
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