2016年06月10日 (金)

川内原発の許可取り消し求め 住民らが提訴

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全国で唯一稼働している鹿児島県の川内原子力発電所について、地元の住民などが、巨大噴火に対する安全性が確保されていないとして、原子力規制委員会が出した許可の取り消しを求める訴えを福岡地方裁判所に起こしました。

九州電力・川内原発1号機と2号機は、国の新しい規制基準に適合したとしておととし原子力規制委員会から再稼働に必要な「設置変更許可」を受け、全国の原発で唯一稼働しています。
これに反対する鹿児島県や福岡県などの住民30人余りは、新しい規制基準では安全性が確保されていないとして、規制委員会が出した許可の取り消しを求める訴えを福岡地方裁判所に起こしました。
訴えの中で住民は、新しい規制基準は火山の噴火に関する科学的な知見を踏まえない不合理なもので、規制委員会の審査では巨大噴火の可能性が十分に考慮されていないと主張しています。
原告の1人で鹿児島市出身の柳北典子さん(69)は「ひとたび事故が起きれば何十年も放射能の影響が残るおそれのある原発を動かすことが、社会通念上、許されるのかきちんと判断してほしい」と話していました。
一方、原子力規制委員会は「訴状が届いていないため、コメントは差し控えたい」としています。
川内原発を巡っては、鹿児島県などの住民がおととし、運転しないよう求める仮処分を申し立てましたが、鹿児島地方裁判所と福岡高等裁判所宮崎支部で退けられています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:12:00  | カテゴリ:科学のニュース
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