2016年06月20日 (月)

大飯原発の地震想定 過小評価の指摘受け再計算へ

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福井県にある大飯原子力発電所を巡り、想定する地震の揺れが過小評価になっているおそれがあると元委員が指摘したことを受け、原子力規制委員会は別の方式で再計算することを決めました。そのうえで、すでに了承している地震の想定を見直すかどうか検討するとしています。

おととし退任した原子力規制委員会の島崎邦彦元委員は、原発で想定される最大規模の地震の揺れについて、一部の原発では現在の計算式を使うと過小評価されるおそれがあると指摘したうえで、まず大飯原発の想定を再計算するよう今月、田中俊一委員長らに求めました。
大飯原発について、規制委員会はおととし、最大で856ガルとする地震の想定をすでに了承していて、対応を話し合った結果、指摘を受け入れるかたちで、別の式を使って再計算することを決めました。
一方で、20日の会合では、委員から「新たな知見は学会などで、しかるべき評価をされたものをベースに、規制委員会が独自に判断して取り入れるのが基本的な姿勢だ。実際に審査を担当した島崎元委員の指摘なので、できるだけ早く計算して報告してほしい」という意見が出されました。
このため、規制委員会では、想定を見直すかについては再計算の結果を見極めたうえで検討するとしています。
田中委員長は会見で、「これまで地震の審査は、相当に保守的な想定で行っているが、もし再計算の結果、そういうことを考慮しても見直さないといけないとなれば、耐震設計に反映することになるかもしれない。再計算の結果を見ないと分からない」と述べました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:16  | カテゴリ:科学のニュース
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