2016年06月22日 (水)

ジカ熱 赤ちゃんへの影響を大規模調査 米研究所

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先天的に頭部が小さい小頭症の赤ちゃんが生まれるおそれが指摘されているジカ熱について、アメリカのNIH=国立衛生研究所は、妊娠した女性を対象にした大規模な調査を行い、ジカ熱への感染の時期などが赤ちゃんにどのように影響するのか詳しく調べることにしています。

蚊が媒介する感染症のジカ熱は、ブラジルなど中南米を中心に60の国と地域で感染の拡大が確認され、妊娠中の女性が感染すると小頭症の赤ちゃんが生まれるおそれが指摘されていますが、感染した時期がどのように影響するのかなど詳しいことはまだ分かっていません。
このためNIHは21日、ジカ熱が広がっているプエルトリコやブラジルなどで、妊娠中の女性を対象に最大で1万人と大規模な調査を始めたと明らかにしました。調査では登録した女性を定期的に診断し、ジカ熱への感染が確認された場合、妊娠のどの時期だったか記録していきます。そして、感染の時期などと生まれた赤ちゃんの小頭症や目の障害などの症状の関係について、詳しく調べるということです。
NIHでは「母親が置かれた環境も、ジカ熱の謎を解く鍵かもしれない」として、妊娠している女性の健康状態や経済的な状況も調べて比較することにしています。
調査は少なくとも今後1年間は続けられ、ジカ熱の実態の解明につながるか注目されます。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:49  | カテゴリ:科学のニュース
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