2016年06月24日 (金)

伊方原発3号機 燃料入れる作業開始

K10010569791_1606241211_1606241212_01_02.jpg

愛媛県伊方町にある伊方原子力発電所3号機で、原子炉に核燃料を入れる作業が24日から始まりました。原子炉に核燃料が入れられると、四国電力が来月下旬を目指す再稼働に向けた準備は最終段階に入ることになります。

伊方原発3号機の原子炉に核燃料を入れる作業は24日午前9時に始まり、原子炉建屋の中にあるプールに保管している157体の核燃料を、作業員がクレーンなどを使って1体ずつ原子炉に入れています。
157体のうち16体は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランとを混ぜた「MOX燃料」です。
伊方原発3号機は、福島第一原発の事故の翌月に停止したあと、原発事故後に作られた新しい規制基準に去年合格しました。
3号機の原子炉に核燃料を入れるのはおよそ3年2か月ぶりで、作業は1日におよそ40体のペースで進められ、週明けの今月27日に完了する見通しです。
その後、再稼働に向けた準備は最終段階に入り、四国電力は重大事故を想定した訓練などを行ったうえで、来月下旬に3号機を再稼働させる計画です。
3号機が再稼働すると、新しい規制基準のもとでは、九州電力の川内原発と関西電力の高浜原発に次いで3か所目となりますが、高浜原発は裁判所から運転停止を命じる仮処分の決定を受けて、現在は停止しています。

原発の正門前で抗議活動

伊方原子力発電所3号機で原子炉に核燃料を入れる作業を始めたことを受けて、再稼働に反対する市民が原発の正門前で抗議活動を行いました。
抗議活動を行ったのは伊方原発の再稼働に反対する愛媛県内の市民グループのメンバーなど10人余りで、「再稼働反対」と訴えながら原発の正門の周辺を歩いたあと、抗議文を読み上げました。
抗議文では、伊方原発に電気を送る設備は大地震には耐えられず、安全性は確保されていないなどとして、核燃料を入れる作業に抗議する意思を示しています。
松山市から参加した男性は、「熊本地震も発生しているので、見切り発車で燃料を入れるのはやめてほしい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:23  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲