2016年06月27日 (月)

玄海原発MOX燃料差し止め 2審も訴え認めず

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使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜた「MOX燃料」には安全性に問題があるとして、佐賀県などの住民が九州電力の玄海原子力発電所3号機で燃料の使用を認めないよう求めた裁判で、福岡高等裁判所は「重大な事故を招く危険性は認められない」として、1審と同じく住民の訴えを退ける判決を言い渡しました。

MOX燃料は、使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜたもので、平成21年、全国で初めて佐賀県の九州電力玄海原発3号機で使われました。
玄海原発3号機は今は運転を停止していますが、佐賀県などの住民98人は、MOX燃料を使って再稼働すると、燃料が壊れて事故が起きるおそれがあるなどとして、燃料の使用を認めないよう訴えていました。
27日の2審の判決で、福岡高等裁判所の大工強裁判長は「MOX燃料の設計などに関する九州電力の安全確保対策は基準を満たしており、安全性に欠ける点はない。重大な事故を招く危険性は認められない」と指摘して、1審と同じく訴えを退けました。
MOX燃料を原発で使う「プルサーマル」は、全国の原発から出るプルトニウムを再利用するため、国が進める核燃料サイクル政策の柱と位置づけられていて、九州電力は、玄海原発3号機でMOX燃料を使うことを前提に、再稼働に向けた原子力規制委員会の審査を受けています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:19:47  | カテゴリ:科学のニュース
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