2016年06月29日 (水)

ジカ熱 2種類のワクチン開発 感染防御に成功

K10010575801_1606290442_1606290443_01_03.jpg

中南米を中心に流行が続くジカ熱について、アメリカなどの研究グループが2種類のワクチンを開発し、マウスを使った実験でジカウイルスの感染を防ぐことに初めて成功したと発表しました。

この研究を行ったのはアメリカのハーバード大学やブラジルのサンパウロ大学などのグループです。
グループでは、中南米を中心に流行が続くジカ熱について、ウイルスの一部を材料にした「DNAワクチン」と、病原性を無くしたウイルスを使う「不活化ワクチン」の2種類を開発しました。
そして、この2種類のワクチンをそれぞれマウスに投与し、4週間後、マウスの血液中にジカウイルスを入れました。
その結果、ワクチンを投与しなかったマウスでは血液中でウイルスが増加しましたが、ワクチンを投与したマウスではいずれのワクチンでも血液中からウイルスが検出されなくなったということで、グループでは、ジカウイルスの感染を防ぐことに初めて成功したとしています。
ジカ熱の問題に詳しい神奈川県衛生研究所の高崎智彦所長は「マウスのモデルでワクチンの効果を確かめられたのは初めてで、実用化に向けた第一歩だ。世界中の研究機関がこうした成果を共有し、ワクチンの開発を急ぐ必要がある」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:28  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲