2016年06月29日 (水)

原発のケーブル混在 新たに6施設に改善求める

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新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所をはじめ、各地の原発などで、非常用のケーブルが一般のケーブルと分けられず、混在して敷設されていた問題で、原子力規制委員会は保安規定違反に当たるなどとして、新たに6つの原子力施設に改善を求めました。

原発では安全上重要なケーブルが火災で一度に損傷しないよう、非常用と一般のケーブルを板などで隔離して設置することが求められていますが、去年、東京電力柏崎刈羽原発で多くのケーブルが混在して敷設されていたことが明らかになり、原子力規制委員会が全国の原発などを調査するよう指示していました。
規制委員会は29日の会合で、新たに静岡県にある中部電力浜岡原発、東京電力福島第二原発、宮城県にある東北電力女川原発、青森県にある東北電力東通原発、石川県にある北陸電力志賀原発、それに青森県にある日本原燃の再処理工場の6つの施設について、敷設に問題があるとして改善を求めました。
このうち、浜岡原発の143か所、福島第二原発の91か所、女川原発の38か所は、それぞれ非常用の冷却装置など安全上重要な設備につながるケーブルが一般のケーブルと混在し、実際に火災が起きると危険だとされました。
そのうえで、平成15年に当時の原子力安全・保安院が規制を行ったあとに敷設された分を保安規定違反としました。
また、再処理工場については安全上重要なケーブルは含まれないものの、不適切な敷設があったとして同じく保安規定違反とされました。
東通原発の9か所と志賀原発の8か所については、規制を行う前に敷設されたケーブルのため、保安規定違反とは言えないものの、改善の余地があるとされました。
このほか、すでに保安規定違反とされている柏崎刈羽原発については、483か所が安全上問題があるとされました。
規制委員会は、これらの施設の改善状況を今後の保安検査で確認するとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:16:38  | カテゴリ:科学のニュース
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