2016年06月29日 (水)

子ども提供の腎臓は子ども患者に移植 基準見直しへ

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臓器の移植手術でどの患者に腎臓を優先的に提供するのかを定めた基準について、子どもから提供された腎臓は子どもの患者に優先的に移植されるよう、見直しが行われることになりました。

これは、29日開かれた厚生労働省の臓器移植委員会で決まったものです。
日本臓器移植ネットワークによりますと、先月末の時点で腎臓の移植手術を待つ患者は1万3000人近くに上っていますが、現在の基準では待機期間が長い大人の患者が選ばれやすく、脳死段階での提供でみると、18歳未満の子ども15人から提供された腎臓はすべて18歳以上の患者に移植されています。これについて臓器を提供した子どもの家族からは、同じ子どもの患者への移植を望む声が上がっていて、基準を変えるべきか議論されていました。
その結果、医学的にも子どもの患者が長期間移植を受けられない場合、成長への影響が大きいことや、大きさの合わない腎臓が移植されるとうまく機能しない場合があることなどから、腎臓の提供者が子どもの場合には子どもの患者に優先的に移植されるよう、基準が見直されることになりました。
厚生労働省は今後、優先される子どもの年齢について検討したうえで、来年度中に新たな基準での運用を始めたいとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:48  | カテゴリ:科学のニュース
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